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新聞と Web と著作権

2004年04月02日

「『ネット記事の見出しに著作権なし』読売新聞が敗訴」 [asahi.com 2004-03-24]
URL: http://www.asahi.com/tech/asahinews/TKY200403240334.html

こんな判決出てたんですね。裁判所のサイトでも公開されています(東京地判平成16年3月24日)。「見出し」の著作物性について,裁判所がバサバサと切り捨てているところがなんとも……。

また,「アツアツの」の部分は,「お湯が熱い」と「二人の仲が熱い」ということを掛けた修飾語であるが,格別な工夫であると評価することはできない。上記YOL見出しは,全体として,ありふれた表現であるから,創作性を認めることはできない。

「ありふれた」とか言われちゃうと,新聞社はカチンとくるんだろうな……。

見出しに著作権があるのかという話題。巷では,見出しの多くは事実の羅列に過ぎないという見解が有力みたいです(参照:「新聞記事の見出しの引用と無断リンクの禁止について 〜Ver.2〜」@バーチャルネット法律娘 真紀奈17歳)。それを踏まえると,今回の判決も順当なところだったのでしょう。事実判断とはいえ,ここまでバッサリ切られちゃうと,新聞社も立つ瀬がないですね。

そういえば,これって,記事本文に対する無断リンクの適法性も問題になると思ったんだけど,どうやら争点になっていないようです。巷には,「サイトへの無断リンクは著作権侵害」とかいう見解があったりするので,ちょっと期待して読んでしまいました。

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