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卒業制度

2004年03月25日

桜前線も関東地方に辿り着いたということで,巷の学校では卒業シーズンがピークを迎えています。

「卒業」といえば,近頃は,メディアの出演者も「降板」とか「解散」とかではなくて,「卒業」するみたいです。いつから流行りだしたんでしょうね。おニャン子クラブ(古っ)は「卒業」してたっけ。

それにしても,うまい言葉だと思います。「降板」や「解散」は「破綻」や「離婚」みたいな言葉と同類で,なんとなくネガティブな印象があるけれど,「卒業」というと,そんな印象がありません(「降板」は,あえてネガティブな印象を与えるために使ってるみたいですけど)。最悪でも「そういう制度があるせいで,やむを得ずやめることなった」というくらいの印象です。

「卒業」という言葉には「次へのステップアップ」というような意味合いがあるから,ネガティブな印象がないのはもちろんです。でも,番組出演者の場合,「次のステップ」がどんなものなのかよく分からないので,この意味合いに重点は置かれてないように思います。番組出演者の「卒業」は,むしろ「そういうこと(『制度』)になっている」という意味合いに重点が置かれているののではないでしょうか。こうすれば,やめるに至ったいろいろの不都合を,「制度」の膜で隠すことができそうですから。

もちろん,売れっ子の出演者や長寿人気番組は「留年」しっぱなしなわけで,「そういう制度」なんてものは無いんですけど……。

  • 「○○さんは今日でこの番組を卒業します。ご苦労様でしたぁ!」
  • 「○○さんは今日でこの番組を降板します。ご苦労様でしたぁ!」
  • 「○○さんは今日でこの番組を引退します。ご苦労様でしたぁ!」
  • 「○○さんとは今日でこの番組の出演契約を打ち切りました。ご苦労様でしたぁ!」
  • 「○○さんは今日でこの番組から足を洗います。ご苦労様でしたぁ!」
  • 「○○さんは今日でこの番組からドロンします。ご苦労様でしたぁ!」

でも,やっぱり,「卒業」が一番しっくりくるのかな。

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