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FreeBSD で Qt-BSch

2004年06月08日

Windows で定評のある回路図エディタ BSch(ビースケ)は,Qt-BSch として Qt ライブラリでも実装されています。

回路図というと,AIAN は今まで Eagle を使って描いていました。ただ,Eagle はパターン図を出力したり,Olimex に基盤制作を頼むような時は便利なんでしょうけれど(やったことない),簡単な回路を描くには手間がかかりすぎます。Qt-BSch は回路図しか描けない分だけ,とても手軽に扱えます。あ,ネットリストも出力できるから,Spice なこともできるのかな……。

BSch は国産だけあって,多くの国産パーツがライブラリになっているところも買いですね。

ともあれ,この Qt-BSch。ホームページでは,Linux 向けということになっているけれど,FreeBSD でも build できました。あまりにもアッサリできちゃったのでびっくりです。Qt みたいなツールキットは,こういうところが強みですね。まだまだ十分使いこなしてないんですけど,今までやったところまでメモしておきます。

ダウンロード

まずは,水魚堂さんのサイトからソースアーカイヴをもらってきます。現時点では,3つのバージョン(0.10,0.11a,0.20)が公開されています。最新版の 0.20 といきたいところですけれど,FreeBSD 5.2.1R,Qt 3.2.1 の環境では,どうも動作が不安定で度々 core を吐いて死にます。

そんなわけで,ここでは Qt-BSch 0.11a をもらってきました。しばらく使ってみて死んでないことから,こっちの方が安定しているようです。

ビルド

あたりまえですけど,Qt-BSch は Qt ライブラリを使っているので,Ports なりなんなりを使ってインストールしておきましょう。Qt 3.2.1 対応は,Qt-BSch 0.11 以降のようです。うちでは,

% pkg_info | grep qt
qt-3.2.1            A C++ X GUI toolkit

がインストールされていました。

次に,qmake から Makefile を作ります。普通に qmake すると,${QTDIR} 定義されないので,make でコケます。FreeBSD の場合,Ports からインストールすると Qt 関係のアレコレは /usr/X11R6 配下に置かれるはずですから,

% tar xvzf qbsc011a.tgz
% cd qbsc011a/qbsch/
% qmake -project
% qmake
% gmake QTDIR=/usr/X11R6

みたいにすればいいようです(gmake に引数を与える)。make してできあがった qtbsch が実行ファイルです。

Makefile にはインストールスクリプトが書かれていないので,ライブラリのしまい場所が悩みどころですけど,一応 ~/lib/qtbsch 配下に置くことにしました。ライブラリはアーカイヴを展開してできたディレクトリの直下にあります(*.lb3 ってファイル)。

使ってみる

実行した様子はこんな感じ。これじゃ FreeBSD で動いてるかは分かりませんけど……。

Qt-BSch on FreeBSD

エミッタフォロア……。BSch の信号ラベルって,無駄が無くてかっこいいですよね。

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