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ブラウザ彩々

2004年07月18日

Cool Ways to Give IE the Boot」(Wired News

iRider の様子

IE のセキュリティーホールがぽろぽろ出ているせいか,別のブラウザに乗り換える動きが少し慌ただしくなっているようです。先日も紹介したとおり,「別のブラウザ使え」ってのがセキュリティ勧告として堂々と出ちゃうくらいだから,真面目に検討する必要があるのかもしれません。もっとも,慌ただしくなったとは言っても,記事によると,95.73%の利用率が 94.73%になっただけだそうなので,大勢に影響は無いようですが。

別のブラウザというと,すぐに思いつくのが MozillaOpera なわけですけど,巷に出回っているブラウザはどうやらそれだけじゃない様子。Windows の方はあまりチェックしてなかったけれど,かなりの種類が出ているんですね。

記事ではいくつか紹介されているけれど,全部インストールするわけにもいかないので,ここでは,iRider というのを試してみました。サイドバーにサイトのサムネイルが出るという,ちょっと変わったブラウザです(図参照)。ウェブページを見てみると,謳い文句に,

iRider is NOT vulnerable to a potentially serious security problem discovered in the Microsoft Internet Explorer program in late June, 2004.

なんて節があるあたり,ちょっと苦笑です。

もっとも,この iRider。記事ではポップアップウィンドウの抑制機能が付いてない点が問題として挙げられていましたけど,図を見て分かるとおり,サイドバーの日本語が化けてます。どこかで直せるんでしょうか。非英語圏のユーザは,国際化の問題も考えなくちゃいけないのがイタイですね。HTML のレンダリングエンジンは,IE のものを流用しているようなので,ウェブページ自体は日本語が表示されます。

例えば,Mozilla が Netscape の資産を受け継いで Gekko エンジンを育て上げるまでには,相当の時間と労力がかかっているわけで,自前でレンダリングエンジンを実装するところまでいかないのは,ある意味当たり前だったりします。iRider のように IE を名乗っていなくても内部的に IE の資産(API)を使っているブラウザの場合,どの程度まで IE に依存しているのかを見ておいた方が良さそうです。

実際,iRider の「Technote」によると ActiveX 周りのセキュリティは IE と同程度の配慮が必要になるようですし,Windows Update も必要になります。

その点を考慮しているのか,IE の plug-in とすっぱり縁を切っている(らしい)のが,Deepnet Explorer だそうです。日本語が使えるのかちょっと分かりませんけど,P2P や RDF なウェブの使い方をしている向きには,こっちの方が便利かもしれません。

ちなみに,国産で IE のレンダリングエンジンを使っているブラウザには,Sleipnir というのがあるそうです。見たところ,セキュリティを意識しているわけじゃなくて,カスタマイズの柔軟性をウリにしているようなので,セキュリティ的には IE を使っているのと同じだと考えた方が良さそうです。

どちみち,IE の話は FreeBSD な世界では無縁な話です。安心,安心。でも,Firefox 0.9.1 は 0.9.2 にアップデートしておきましょう(←あまり安心でもない)(訂正:0.9.1 の不具合は Windows 版だけだったんですね。トホホ)。

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