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コケイヂリ

2004年09月04日

巷のごく一部では,苔の栽培が流行っているんです。ご存知でしたか?ごく一部の話ですから,知らなくても無理はないんですけどね……。

苔飼っているの図

もっとも,苔を鉢で育てるというのは,昔から,「苔盆」とか「盆景」とかいって,立派な趣味として数え上げられるものだったのでした。「苔盆」というのは,盆栽から根のある植物をさっ引いた感じの鉢です。「盆栽」というとジジ臭く聞こえるかもしれませんけど,近頃は,いわゆる「癒し」を求めて栽培したり,テラリウムの風景用に栽培する方が多いようです。まぁ……「多い」といってもごく一部の話ですけど……。

そんなわけで,あたしも「癒し」を求めて2週間くらい前から苔を飼い始めました。

まだうちに来て間もないので,活着しているかおぼつかないところもあるんですけれど,なかなか順調に過ごしているようです。

実は,苔を育てようと思う前には,普通に「根のある」植物を栽培しようと思っていたのでした。ただ,「根のある」植物は,いろいろと世話をしないといけません。お金もかかります。他人の世話を焼けるような甲斐性のない AIAN としては,お金を払ってまで世話をしなくちゃ生きられないモノを飼うことはできません。かくして,「各自,自炊できる人募集」と相成ったのでありました。

苔の場合,まず,元手がかかりません。そこら辺に生えているのを,拾ってくるんです。園芸用語では,「自家採取」なんて言っていますけど,要するに拾ってくるんです。

メジャーどころの苔は,大抵この自家採取でいけます。逆に,園芸店で扱っているところは少ないみたいですね。お金を出して手に入れるのは,珍しい苔を育てるときだけのとっておきです(参照:「MOSS PLAN NET」)。通常,道端にある苔は埃をかぶっているから,あまりきれいじゃないんですけど,ちゃんと洗って植え替えてやると,本来のきれいなモスグリーンになります(下図)。

苔どあっぷの図

この「秘めたる美しさ」みたいな感じ,イイと思いません?植え替え直後で土が見えてるのは,ご愛敬です。

一方,苔は丈夫でもあります。水さえやっていれば特に何もしなくても勝手に育ちます。根っこに見えるモノは「仮根」といって,体を支える役割しかありません。水分や養分は,空気中から直接摂るんだそうです。そういえば,高校生の時,そんなことを習ったような気がします。

そんなわけで,土作りも水はけを良くすればいいだけで,肥料や土質にぴりぴりする必要はありません。「世話要らず」なところは自分にピッタリです。

これから秋にかけて,苔は成長期なんだそうです。銀閣寺の庭みたいな味のある鉢にならないかと,ちょっと期待していたりします。

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