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Gameboy Hacking

2004年09月16日

近所に HARD-OFF という BOOK OFF 系列の店舗ができたので,覗いてみたところ,ゲームボーイのジャンク品が300円で出ていました。あまり細かいことを考えないで,即購入。早速,中身を覗いてみました。

GB 開けちゃったの図

主要な部品は上の通り。左が LCD ユニットで,右がマザーボードです。本当はY字ドライバで開けなくちゃいけないみたいなんですけど,マイナスドライバで無理矢理開けました。

今回分解したのは,マザーボードの中央にあるカートリッジコネクタをもらおうと思い立ったからです。この部品,国外では扱っているのに,国内ではなかなか手に入らないんですよね……。ちなみに,新品は,MCM から手に入るようです(参照:「RE-NINTENDO GAME BOY CONNECTOR」(MCM))。

もっとも,ただ取るだけなら簡単なので,この際,マザーボードの様子を覗いてみることにしました。LCD モジュールが駆動できるようなら,ちょっともうけもんです。

まず,マザーボードです。IC の類は全部で4つ。真ん中にあるひときわ大きな LSI が,CPU のようですね。なんたって,「CPU MGB」って書いてありますから。

GB CPU の図

有名な話ですけど,ゲームボーイの CPU には,かの有名な Z80 系のモノが搭載されているということです。国の内外を問わず,ゲームボーイのハッキングをしている向きはたくさんいるけれど,有名な CPU を使っている分だけ,扱いやすいんでしょうね。一方,ゲームボーイ・アドバンスの方には,これまた有名な ARM 系の CPU が使われているんだそうです。あたしには,分解する勇気はありませんけど……。

CPU の左側には,オシレータが見えます。周波数は,4.194304MHz だそうで……。どうも中途半端だと思っていたら,実はとてもキリのいい数字だったんですね。どこがって?2の22乗だからです(計算してないけど)。つまり,逆に考えて,4.194304MHz を22回分周すると,ちょうど 1Hz になるというわけです。これで,簡単に1秒が作れますね。

次に,LCD をみてみると,1mm ピッチの FFC で接続されています。数えてみると,全部で18ピン。何か自分の回路に流用するなら,FFC 用のコネクタを見つける必要がありそうです(下図参照)。うまく駆動できたら,ほんとにもうけもんですよね。300円でドットマトリックス液晶モジュールが手に入るんですから……。

LCD ケーブルの図

ただ,この液晶モジュール,駆動するには相当難儀しそうです。どうもこれは,通常のアクティブマトリックスと同じように駆動するみたい。制御は CPU 内部でやっているようなので,解析には難儀しそうです。とりあえず,階調調整用の IC(DMG-REG IR3E02(SHARP))は必須でしょうね。

他にも,ざっと見る限り,主記憶用(?)の SRAM(下図参照)や AMP が見えます……。どの IC ブロックも CPU に直結しているので,思っていたよりも構成は単純なようです。

gb_sram.jpg

もう少し時間があれば,じっくりテストできるんですけど,ちょっと時間が割けないので,今日は見るだけでした。最後に,個人的なメモとして,ゲームボーイハッキングに役立つリンクを挙げてみます。

  • GameBoy Dev'rs - 最強。ゲームボーイの回路図(!)からアセンブラ入門まで,なんでもある。
  • GameBoy Cartridge Reader and Writer - ROM 吸い出しのプログラムと,吸い出し機の回路図。
  • GBシリアルリーダー - PIC で作ったシリアルポート接続の ROM 吸い出し機。
  • GBDK - ソフトウェアの開発キット。でも,FreeBSD 5.2.1R ではビルドできず……。
  • Ir Hack - 赤外線機能を使った面白いことがたくさん。
  • TeamKNOx WEB-Site - 「ゲームボーイのプログラム・改造マニュアル」の著者さんのサイト。

楽しそうだけど,この頃時間がありません……。むきゅぅ……。

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