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消えゆくフロッピー

2004年09月29日

Floppy Disk Becoming Relic of the Past」(WebTechGeek.com

ついこの前,スラドにも似たようなタレコミがあったと思ったら(参照:「フロッピーはまだ必要か?」(スラッシュドット ジャパン)),元ネタが一緒でした。初めに掲げた「Floppy Disk Becoming Relic of the Past」が,AP の原文のようです(引用していいのか?)。

ともあれ,フロッピーディスク。積極的に欲しいもんじゃないけれど,あればあったで便利,というのが実際のところのようです。

たしかに,この頃は,OS のインストールにしてもデータの保存にしても,CD や DVD の類を使うのが一般的になって,フロッピーディスクの出る幕は無くなってきました。CD に焼くのが面倒な場合でも,USB ストレージを使ったフラッシュメモリの類を使えば,フロッピーよりも場所を取らずに 64MB から 1GB 程度のストレージが手に入ります。

やっぱり,そろそろお役御免なんでしょうか……。

昔は,一般ユーザに使いやすいリムーバブルメディアといったら,フロッピーディスクとカセットテープ(古っ)くらいしか無かったわけですけど,今では比較的廉価なメディアがたくさんの種類出ているから,選択に幅が出てきたのは確かです。ただ,フロッピーディスクを廃止したとしても,データを持ち歩く必要はあるわけですから,フロッピーディスクに取って代わるリムーバブルメディアの要件について,ちょっと考えてみる必要がありそうです。

考えてみたところ,標準的なリムーバブルメディアは,「どんなパソコンからでも読み書きできる」というのが,まずもって第1要件になると思います。転送速度や記憶容量は,読めることが前提ですから二の次でしょう。ここら辺は,CD-ROM あたりになるんでしょうか。USB や IEEE1394 を使った半導体メモリの類は,ちょっと新しすぎるように思います。

CD-ROM なら,1994年くらいのパソコンでも何らかの形で付いていた記憶があるから,もう一般的だといっていいと思います。昔のパソコンでは読むことしかできなくなっちゃうわけですが……。一方,USB インターフェイスは,1997年くらいだったような気がするけれど,それ以前のパソコンを使っている人もまだいそうな感じ。ちょっと微妙ですね。

次に,個人的に一番重視しているのが,「OS に依存していない」ということ。フロッピーの強みは,何といってもこの点じゃないでしょうか。もちろん,USB や IEEE1394 の類は,大抵の OS にドライバが用意されています。けれど,これは所詮 OS レベルの話なわけで,「OS が無事に起動」して,初めて使えるという程度に留まっています。BIOS レベルでサポートしているデバイスは,IDE とフロッピーが一般的なところでしょう。

USB のような汎用ポートを使うメディアは,今のところ BIOS レベルでサポートしている機種が少ないので,標準化するには時間がかかりそうです。現実的には IDE あたりの新しいドライブが有力な感じです。ZIP ドライブの廉価版なんか作ったらどうなんでしょう。

こうして考えてみると,フロッピーには難儀を感じているけれど,その良さを上回る後釜がなかなか見つからないってのが,延命の原因になっているような感じ。このまま10年後もコンビニにフロッピーが置いてあるところを想像すると,ちょっとニヤリとしてしまいます。

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