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「まさか」のために

2004年10月01日

Redi-Records Solutions, LLC

CD-ROM に薬の情報を入れて携帯できるサービスだそうです。「アレルギー」や「緊急連絡先」,「保険の情報」等々を2枚の CD-ROM にまとめてくれるんだそうで,持病がある人や特別な疾患がある人なんかが突然倒れても,早く適切な治療を受けられるというわけです。

日本では,電子化された医療情報というと,「電子カルテ」なんてのが,病院の中で普及しはじめてるみたいだけれど,これと似たようなサービスは見あたりませんね……。

あたしの場合は,今のところ「頭痛にバファリン」,「胃痛にキャベジン」,「銀杏アレルギー少々あり」くらいしか特記事項がないので,メモ帳にでも書いておけば済んじゃったりします。持病があったり,長年薬を使っている方なんかは,紙メディアで持ち歩くのはしんどそうだし,重宝するかもしれません。普段使っている薬が分からないと,治療しようがないって場合もありそうですしね。

ただ,この CD-ROM に入っている情報って,かなり高度な個人情報だと思うんですけれど,無くした場合の手当てがなさそうなところは,ちょっと心配になります……。CD-ROM は,普通のパソコンで再生できるみたいだし,中に入っているファイルも,普通の PDF ファイルみたい。無くしたら一大事ですね……。

また,これはよく思うことなんですけど,電子メディアって,思っているよりも「壊れやすい」んですよね……。ちょっと傷がついたり,磁気を帯びたりするだけで使えなくなっちゃったりして……。

以前,雑誌(「UNIX USER」だったかな)に,「どのメディアが一番耐久性があるか」みたいな記事が載っていた覚えがあるけれど(火事に遭った家(!)を検証していた),そこでは,以外にも,紙メディアが一番使える状態だったそうです。もちろん,1枚ぺらの紙は燃え易いんですけど,束にして平積みにしておくと,中の方は家が全焼するくらいの炎でも焼けないんだそうで……。

冒頭のサイトでは,

What happens if your medical records are not available from your HMO or Doctor? They can be lost due to fire or natural disaster (earthquake, tornado, flooding) or simply misplaced.

なんてあるけれど,電子メディアにしても,危険の程度は変わってないんじゃないかな。電子メディアは,バックアップが簡単な分だけ「駆逐しづらい」面があるけれど,単品の耐久性では紙に負ける感じがします。

まぁ,「まさか」なことってのは,もともと滅多にないことなので,考えれば考える程,泥沼になるんでしょうけどね。ちょっと旅行に出掛けるときなんかに,ポケットに入れておけるってのは,やっぱり安心なのかもしれません。

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