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カラオケと世界平和とノーベル賞

2004年10月02日

ノーベル賞じゃありませんでした。イグ・ノーベル賞(Ig Nobel Prize)です。イグ・ノーベル賞というのは,「What are the Ig Nobel Prizes?」(The Ig Nobel Web Page)によると,

WHAT: Every Ig Nobel Prize winner has done something that first makes people LAUGH, then makes them THINK.

なんだそうです。ただ笑えるだけの研究じゃダメで,ひとつ「考えさせられるところ」がないといけないのがミソです。今年は,めでたく日本人の井上大佑さんが,「平和賞」を受賞しました。そう,カラオケシステムを開発したアノ人です。「カラオケ」って言葉,今じゃ英語や中国語にもなってますもんね。世界的な娯楽の発明にふさわしい受賞だったんじゃないでしょうか。

井上さんというと,以前,テレビに出演しているのを見たことがあるんですけれど,たしか,カラオケシステムの特許を取っていなかったみたいなことを言っていた気がします。それが現在の爆発的な普及につながったのかは分かりませんけど,ここら辺のトホホっぷりもイグ・ノーベル賞にふさわしいのかもしれません。

イグ・ノーベル賞を受賞した日本人は,井上さんの他にも結構いるようです(参照:「 日本人のイグ・ノーベル賞受賞者」(なんちゃって鶯教(AI)))。中でも,気になるのが,1995年に慶應義塾大学の渡辺茂さんらが受賞した研究

ハトの絵画弁別(ハトを訓練してピカソとモネの絵を区別できるようにした)功績

心理学賞だそうです。

鳩が絵画を弁別できたとして,どうやってそれを知るんだろう……とか,その前に,キュビズムと印象派を区別できるようになった鳩は,どんな役に立つんだろう……とか,ピカソとモネを弁別できるようになった鳩は,岡本太郎をピカソとして,ルノワールをモネとして弁別するんだろうか……とか(岡本太郎はちょっと違うか),やっぱり考えるところがあります(素人なりに)。

今年の受賞者の中では,公衆衛生賞(public health)を受賞した

investigating the scientific validity of the Five-Second Rule about whether it's safe to eat food that's been dropped on the floor.

なんかがいい感じ。あたしの周りでは,ちょっと甘めの10秒ルールでした。10秒だと手遅れなのかな……。暇を見つけて,ちょっと研究論文(?)を読んでみようと思います(参照:「If You Drop It, Should You Eat It? Scientists Weigh In on the 5-Second Rule」(ACES News))。

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