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「PC Japan」復刊

2004年10月15日

執筆者の一人が YahooBB! を恐喝していた件で休刊していた「PC Japan」が,今月復刊したようです。公式発表によると,

弊誌休刊の経緯に鑑みて、ネットワーク社会のなかで起こる犯罪・リスクから個人や企業を守ることが今後の弊誌の大事な使命のひとつと捉え、これまで以上に誌面内容に留意して有用な情報を提供していくことを読者の皆様にお約束した上で『PCJapan』を10月13日発売号より復刊させていただくことと致しました。

とのこと……。

「ネットワーク社会のなかで起こる犯罪」といえば,Winny の周りで立ち回っていたアノ雑誌は,休刊しませんね。個人的な印象では,「PC Japan」よりもアッチの方がアングラ度というかブラック度というか,その辺で群を抜いているような気がするんですけれど……。

そういえば,アングラ雑誌,近頃かなり増えましたね……。近所の本屋を見ても,PC 関連雑誌の3割程は,アングラ雑誌が平積みで占拠しています。あそこまでたくさん種類が出版されていて,しかも堂々と平積みになっている雑誌を「アングラ」と言うのは,「?」なところもあるんですけれど,毒気のある文句で違法と合法の微妙な隙間を立ち回るあたりは,やっぱり「アングラ」です……。

アングラ雑誌って,パソコンに限らず昔からあるわけで,それ自体別に悪いとは思わないんですけれど,あまりに多いのは困りものです。

例えば,「PC Japan」の他に,今日目に止まったのは,晋遊舎の「iP!」という雑誌。結構昔からあったけれど,昔はただのインターネット雑誌といった感じでした。しばらく見てなかったんですけど,見事なアングラ雑誌になっててびっくりしちゃいました。今月号の特集は,

流出裏ファイルを徹底追跡&懐かしのファミコンをパソコンで再現!!

だそうです。エミュレータ関係の話題ですね……。

もちろん,エミュレータを使うこと自体は,(今のところ)とりたてて問題にすることじゃありません。この雑誌も,ROM ファイルの流出経路やエミュレータソフトを紹介しているだけですから,(幇助犯が成立するのかということも含めて)セーフのようです。

ただ,こういう毒気のあるネタをウリにしている雑誌って,どうしても「厨房」を育てちゃうんですよね……。雑誌は違法と合法を区別していても,堂々と,

「スーパー○リオ」の ROM はどこにありますか?

なんて尋ねる読者が現れる例は,あまたあるわけで……。そういう輩が増えるのは,雑誌の違法・合法云々は別にしても,やっぱり困りものです。

もっとも,「PC Japan」の場合,文句こそ挑発的なところがあるものの,もともと違法な分野には手を出していなかったように思います。復刊号も,KNOPPIX を使って Linux と Windows を架橋する特集があったりして,興味深い内容になっていました。Windows な話題が主なので,あたしは買いませんでしたけど,他の雑誌に無い切り口で編集しているように思います。

中身を見るとそこそこマトモだし,「厨房」を育てるような記事も見あたらないのに,なぜか,あたしの場合「PC Japan」の「アングラ」な雰囲気が払拭できません。装丁がアノ雑誌に似ているからでしょうか……。

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