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ジャンクの考古学

2004年10月18日

いつもの散歩道に HARD OFF があるもんで,休日に歩くとついつい覗いてしまいます。

店内にある中古品は,ほとんど新品なこともあって特に安いとは思えないんですけど,ジャンク品はお買い得です。一般に「ジャンク品」といわれているものより程度も良いし,ほとんどの場合単体で動きますから。

そんなわけで,本日も覗いてきました。調達したものは,コレ。

HARD OFF で買ったものの図

これがこのまま袋に入ってて500円でした。何だか分かるでしょうか……。

はじめは,モデム関係のジャンク箱にあったことから,通信機器の端くれなのかと思ってました。けれど,それでは,手前に見えるヘンテコな端子の説明が付きません。IC ソケットに IC が挿さっているのをみると,何かのキットを組み立てた感じ……。

使われている IC が 74HC245(3ステートバスバッファ)なので,パラレルコネクタの信号を成形して,そのままヘンテコな端子に伝えているだけのようです。他は,3端子レギュレータや電源用の LED しかないので,ロジックとは関係なさそうです。

一方,パラレルコネクタにくっついているサブ基盤には,AVR(AT90S1200)が載っていました。基盤の端には,(個人的に)昔懐かしの ADB 端子が見えます。するってぇと,この AVR はADB のシリアル信号をパラレル信号に翻訳しているだけとみるのが,自然な感じがします。

回路の中身は分かったものの,これだけじゃパソコン側のソフトウェア次第でどんな使い道にも利用できてしまいます。一体何に使うんだろう……。結局,パラレルポートにしても ADB 端子にしても,手前先っちょにあるへんてこな端子にアクセスしたがっているので,この端子が何なのかが分からないとどうにもなりません。また,振り出しに戻ってしまいました……。

この端子,どこかで見たことがあるような気がしてたんですけれど,ついに思い出しました。これって,PS のメモリーカードに使われてる端子だったんですね。どうやら,回路は秋月の「プレイステーション・メモリカード・リードライター」のようです……。PS に付いているメモリカード端子って,普段むき出しになってないから,思い出すのに苦労してしまいました。

それにしても,秋月のキット(しかも完成品)が,ジャンク箱にあるとは……HARD OFF……侮れません。ジャンク品って,何の説明もなく放り込んであるけれど,素性や正体を解析したり想像したりするのは,なかなか楽しいものがあります。

秋月のサイトを見てみると,キットの売価は2800円なんだそうで……。また,MAC 用のアダプタ(ADB ポートのサブ基盤)は別売り2600円だから,10分の1以下の値段で買えたことになります。秋月のダウンロードページでは,制御ソフトも配布しているし,いやー……お得ですね。

もっとも,大切な問題があったのでした。

うちには PS とメモリカードこそあるものの,ゲームソフトは全部売っ払っちゃってて1つも持ってないんです。そう……メモリーカードをいぢっても,全く無意味です。

まぁ……ジャンク漁りなんて,そんなもんですよね。

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