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自作の魂

2004年10月26日

アレゲな教科書『ハードウェアハッキング大作戦』」(スラッシュドット ジャパン

オライリーから,身近にある家電や電子機器を改造・自作するための指南書が出るんだそうです(参照:「ハードウェアハッキング大作戦」(オライリー・ジャパン))。

目次によると,「インターネットトースター」や「ファービーのハッキング」といった,いかにもアメリカな製作例から,「ノートパソコン用携帯電源」や「侵入検知システム」のような実用ものまで,各種製作例が取り揃えられている模様。アメリカ版の『ハンダでGO!』だと思えばいいみたいです。

オライリーの本って,少し前まではお堅いコンピュータ書籍って印象だったけれど,「Google Hacks」以来,何か吹っ切れちゃった感じがします……。いや……良いか悪いかはともかく,出来杉くんが突然裸踊りを始めっちゃったみたいな変な感じがするだけなんですけどね。「あのオライリーさんが,一体どうしちゃったんですか??」って感じ……。

ともあれ,この類の企画は,初めてはんだごてを握って何かを製作するには,打ってつけの材料のように思います。あたしが初めてはんだごてを握って作ったのは,中学校の技術の授業で作った「電気掃除機」でしたけど,動かしたのは,先生の前でテストした時だけでした……。掃除機なんて家に何台も要りませんもんね……。どうせ作るなら,作った後も(しばらくは)遊べるものが良いわけで,本書はその意味で打ってつけな感じがします。

電子工作の入門書というと,トランジスタで LED 点滅させて「わーい!やったぁー!」とか,どこに付けるのかも分からない電子チャイムのような類でしたけれど,実際に身の回りにあるものをいぢると,完成したときの達成感もひとしおというものです。

考えてみると,電子工作も含めて「モノを自作する」というのは,なかなか大切なことのように思います。

というのも,自作する時には,自分が完成したモノを「どのように使うのか」といったことを考えなくちゃいけないわけで,それは,とりもなおさず「自分のライフスタイルを見直すこと」につながると思うからです。結果として,作ったものが画期的な発明になるときもあれば,単純に自分のお気に入りになるだけかもしれません。けれど,自作する大目的は,「自分に合ったモノを使いたい」といった衝動のように思います。

もちろん,「ライフスタイル」なんて仰々しいところまでいかなくてもいいんですけどね……。少なくとも,市販の似たような製品を購入する際に,仕組みを踏まえていれば「選別眼」が身に付きます。中身を知っててメーカー製の製品を見ると,結構あるのが分かるんです,ぼってる製品……。

まぁ……いくら高尚なことを言ってみても,「そこに山があるから」みたいなひねくれた動機があるのは確かなわけですが……。

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