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IT 布教

2004年12月03日

無保護無パッチのWindows XP SP1は4分で侵入される」(スラッシュドット ジャパン

もはや,茶請け話になっている感もありますけど,ちょうど Microsoft の「GET THE FACTS ON WINDOWS AND LINUX」を読んでいたところにこの話でしたから,取り上げてみました。4分ですか……結構衝撃的ですね。

巷には,SP2 を当てていない向きも相当数おられるようですけれど,デバイスが1個や2個使えなくなっても個人情報を抜かれたり spam の踏み台にされたりするよりはマシです。まだの方は,早めに当てておいた方が良さそうです。また,スラッシュドットの投稿にもある通り,1台しか繋いでいなくても,NAT を通すくらいのことはしておかないと,ちょっと怖いですね。

さて,Microsoft の「GET THE FACTS ON WINDOWS AND LINUX」です。やり方は,どこかの国の大統領選や某炭酸カフェイン飲料会社の CM みたいでコスいところがあるけれど,興味があったので読んでみました。本文によると,Windows の方が「TCO」「性能」「セキュリティ」「特許」等の点で優位であるとのこと。他方,Linux 側も黙っていないようで,早速 NOVELL が反論文を掲載しています(「確固とした真実 - ユーザに気付かないでほしいとMicrosoft社が望むことl」(NOVELL))。

第三者から見ると,水掛け論の感もあるんですけどね……。

あたしの場合,インターネットに開いたサーバを運用しているわけじゃないけれど,普段のパソコン環境が FreeBSD なので,どちらかというと Linux に好意的だったりします。ただ,サーバ環境であれエンド環境であれ,普段 Windows を使い慣れている人に本気で「{Linux|UNIX} を使おうぜっ!」とは言えません……。

というのも,Linux も以前と比べれば,格段に分かりやすくなってはいるものの,本格的に運用に乗せるには,それなりに苦労しなくちゃいけないからです。特に GUI な環境に慣れている方にとってみると,コンソールターミナルに意味不明のコマンドをパチパチやるのは,耐え難い苦労かもしれません……。こういった「苦労分」を考えると,せいぜい「使えれば便利だけど,無理に使わなくてもいいよ」と言うのが関の山になってしまうわけです。

かつて Macintosh を使っていた頃は,やけに熱心に Mac を布教していた覚えがあるけれど,今では,Windows を妬むこともなく,羨むこともなく,はたまた蔑むことすらありません……。まるで仙人ですね。

一方,サーバ環境を見てみると,Windows と比べて Linux の方が「安全」で「安定している」という意見で,あらかた一致しているようです。どちらも結局は運用の仕方次第なんでしょうけれど,SP2 の騒動や IE の穴といった話を聞く限り,クリティカルな業務や負荷の高い業務で Linux に分がある印象は拭えません(AS400 という噂もあるが……)。他方で,Linux は後発の OS だから管理者不足なのは否めませんね……。OS 自体の性能やセキュリティを云々する前に,管理者が育ってから本当の勝負が始まる感じがします。

それにしても,Microsoft も「GET THE FACTS ON WINDOWS AND LINUX」なんてキャンペーンを打つようになったんだなぁ……と感慨深くなってしまいました。ちょっと前まで物好きがいぢってい た OS が,今では Microsoft の敵として認知されているわけですから。

FreeBSD もこの調子で普及するといいなぁ……。決して勧めませんけど……。

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