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メーカー PC の生きる道

2004年12月09日

IBM sells PC group to Lenovo」(ZDNet

数日前に第一報を聞いたときは,何かの冗談かと思っていたんですけれど,いやはや,ほんとに売っちゃいました。話によると,Thinkpad を初めとしたブランドは,当面残るようですね。とりあえずは,新しい会社がどんな Thinkpad を作るのか,様子見といったところでしょうか……。

実は,家族所有のものも含めて,我が家にあるノートパソコンは,全て Thinkpad だったりします(535E,240X,A30,R30,X32,X40)。IBM みずから「こだわり」と豪語するキーボードに慣れてしまっているので,他のパソコンを使うと,どうしても違和感があって疲れてしまうんです。メーカー PC の利ざやが低くなっているのは確かなわけで,いずれこの日はやってくるだろうとは思っていたんですけど,まさか,IBM が撤退するとは思っていませんでした。

もっとも,逆に考えると,他のメーカーにとってみたら,今回の売却劇は好機なのかもしれません。ノートパソコンの市場は縮小しているものの,個人消費者にとってみたら,自作できるデスクトップ PC と比べて,まだまだ需要があります(多分)。ここらでいっちょう Thinkpad に代わるビジネススタンダード PC を作れば,停滞した消費も動き出すかもしれません(←適当)。

あたし場合,Thinkpad ブランドはどうでもよくて,使いやすければどこのパソコンでも構いません。つまり,他のメーカー PC を選ばないのは,Thinkpad にあって他のメーカー PC に無いものがあるからなんです。具体的には,

  • とにかく頑丈
  • 適切なキーピッチ
  • トラックポイント
  • 余計な機能やソフトが付いてこない
  • (特に最近のモデルでは)分解しやすい
  • レガシーポートもできる限り温存されている
  • 比較的古いモデルでも補修用の部品が残っている
  • 電源アダプタや FDD コネクタ等が,他のモデルとほぼ共通している

あたり……。キーボードやトラックパッドは人によって好みがあるんでしょうけれど,他は一般的な長所だと思います。特に,頑丈なことは有名ですよね。うちでも,相当前に購入した 535E(貸出し中)や 240X(with FreeBSD 4.10)が,いまだに現役で使えています。他社製品の悪口を言うわけじゃないんですけど,Thinkpad を触ってから他社 PC をいぢると,筐体が薄くてオモチャみたいに感じてしまいます。

Thinkpad の「とにかくシンプルに,けれど基本的な機能はしっかり作り込む」というポリシーは,それだけで,他のメーカー PC と差別化されていたように思います。ブランドそのものは当分なくならないけれど,こういうポリシーが引き継がれなければ,Thinkpad を選ぶ理由がありません。ポリシーを引き継いで,かつ安くなるってのが,一番いいシナリオなんですけどね……。あ,都合良すぎですか……。

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