Entry

名付け苦労──その2

2004年12月17日

男子は『蓮』、女子は『さくら』 04年生まれ名前調査」(アサヒ・コム

子供の数が減っているからでしょうか……今年も凝った名前がずらりと並びました。この中だったら,「太郎」とか「花子」の方が却って新鮮な感じがしたりして。

まず,男の子の1位は「蓮」(れん)くんなんだそうです。たしかに,中性的な音だし1音節だから呼ぶときも便利です。「蓮」の文字を当てたのは,まさか大杉蓮(漣)の影響じゃないですよね……。おせち料理に出てくる蓮根は,「見通しがいい」という意味で縁起物だし,見通しの良くない今のご時世にはピッタリなのかもしれません。

一方,女の子の1位は「さくら」ちゃん。こっちは,かわいらしい言葉が先に立っているようです。「さくらちゃん」→「さくら」→「さくらさん」→「さくらばあちゃん」といった具合に,歳に応じてそれぞれしっくりくるのも便利ですね。子供の時は「かわいいい」でいいけれど,いずれ成長するわけですから,名付けるときの印象で名前を決めるのはちょっと危険です。個人的には,「子」を付けた「桜子」(さくらこ)さんなんてのも,ノスタルジックでいいと思うんですけど……どうでしょう。

もっとも,今年に限らず,ここ数年の名前を見ていると,「通常は使わない漢字を取り入れる」(記事本文より)ケースが多い割に,名前全体の意味を見ると,選んだ文字や発音程凝ってはいないように思えます。

例えば,「拓海」は,従来からある「拓」のバリエーションだし,「翔」「翔太」「大翔」「翼」の意味するところは,概ね同じなんじゃないでしょうか。もちろん,これが悪いと言っているわけでは決してありません。同じようなことを意味するのに,バリエーションが増えたなぁ……ということです。親が生まれた子供に願うこととといえば,大抵共通しているんでしょうし,むしろ自然なことなのかもしれませんね。

また,どうせ凝った漢字を当てるなら,意味にもこだわってもらいたいなぁといったところもあります。一見して意味が分かってしまうよりは,「実はこの名前はこういう意味なんだよ」って方がカッコイイ感じがするからです。例えば,

  • 匡(ただし(ただす))くん
  • 傑(すぐる)くん
  • 弼(たすく)くん
  • 偲(しの(しのぶ))ちゃん

みたいな感じ……。前2者は知っている人の名前で,後2者は今考えたものです……。後者はともかく,前者はよく考えついたもんだと思ってしまいます(良い名前という意味で)。ヘタに難しい文字を選んじゃうと,夜露死苦みたいになっちゃうし,やっぱり普通がいいんじゃないでしょうかね。

Trackback
Trackback URL:
Ads
About
Search This Site
Ads
Categories
Recent Entries
Log Archive
Syndicate This Site
Info.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
Movable Type 3.36
Valid XHTML 1.1!
Valid CSS!
ブログタイムズ

© 2003-2012 AIAN