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コンピュータ雑誌の趨勢

2005年01月10日

Linux Magazine休刊」(スラッシュドット ジャパン

あちゃー……。遂に Linux Magazine も休刊のようです。

たしかに,ナローバンドの時はよくお世話になったけれど(CDROM 目当てで),近頃はご無沙汰でした。書店の書棚で見かけなくなったと思ったら,休刊だったんですね。

考えてみると,この頃 UN*X 関係の雑誌はほとんど買っていませんでした。書籍の類も,読み物程度のものならともかく,購買欲をそそられて買ったものはあまりないような……。別に,買わなくてもいいほどモノ知っているわけじゃないんですけどね。書籍を買わなくなったのは,お金を出さなくても,Web にタダで情報を掲載してくださる方がいらっしゃるからかもしれません。

コンピュータ周りの出版業界は,そのうち,パソコンを扱う前段階の向き(初心者向け)か,「ぶっこぬき」の類(これも初心者向けか……)しか採算が合わなくなってくるのかもしれませんね。

そういえば,先日,溜ったコンピュータ書籍を処分しようと思って,「捨てるもの」と「残すもの」を分類していました。我が家の本棚は小さいので,定期的に間引かないと足の踏み場が無くなってしまうんです。

そこで,とりあえず,FreeBSD Magazine(同じく休刊)は DVD を残して全て捨てました。参照性を考えると,紙媒体の方が良かったんですけれど,致し方ありません。この他の雑誌,UNIX USER,Linux Magazine,日経 Linux の類は全て廃棄。トランジスタ技術は,CDROM が高いから残しておいたけれど,半分以上が広告なので,そのうち記事だけをスクラップにするかもしれません。こういうチマチマした作業は,案外好きなんです。

Linux 関連の雑誌(含 UNIX USER)を捨てた原因は,なんといっても「ネタの古さ」さです。半年もすると古くなっちゃうんですよね……。我が家で Linux Magazine が廃棄処分になったのも,これが原因です。価格からすると勿体無いんですけど,半年間1度も参照しない雑誌を置いておける程の,空間的な甲斐性を持ちあわせていないのです。逆に言うと,甲斐性も無いのに,1000 円以上も出して新しい雑誌を買うことはできないんですね。

一方で,残しておく書籍も,特に重要な本だけを書棚に並べて,その他は,ダンボールに詰めてお蔵入りにしました。書棚に並んでいるものは,やはり基本を説明している書籍です。例を挙げると,

  • プログラミング言語 C (K&R)
  • 定本 C プログラマのための アルゴリズムとデータ構造
  • Lex & Yacc プログラミング (Nuts Shell)
  • プロフェショナル シェルプログラミング

といった感じ……。とりあえず,これだけ手元で用意できれば,足りない情報は Web から入手できるだろう,といった判断からです。あたしの場合,書籍を買うときのモチベーションって,こういうところ(保管場所)にも表われちゃうんです……。少数精鋭の狭き門というわけです。

一方,これはコンピュータ書に限らないんですけれど,近頃は,雑誌にしても書籍にしても,読み捨てモノが増えている感じがします。例えば,C の書籍は,大抵上記の K&R の焼き直しだし,PC-UNIX の話にしてもその場限りのネタだったりすることが多かったりします。そんなわけで,せっかく部分的にいいことが書いてあっても,全体を見るとトホホなことから,すぐには購買欲に結びつかなくなってしまうわけです。まぁ……「名著」や「定本」の類は,狙って出版できるもんでもないんでしょうけどね。

ともあれ,コンピュータ書籍のコーナーが,「PC ではじめて作る年賀状」とか「ぶっこぬき」みたいなものばかりになるのは,ちょっと淋しいです。中途半端に読み捨てられる雑誌じゃなくて,しばらく(せめて1年)参照に耐えられる雑誌が残ってくれたらなぁ……。

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