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『PHP×PostgreSQLで作る最強Webシステム』

2005年03月11日

PHP×PostgreSQLで作る最強Webシステム』(石井達夫,技術評論社,2004年)

『PHP×PostgreSQLで作る最強Webシステム』

先日,BAPP な環境を作りたいといっていたけれど,とりあえず,形だけは作ってみました(参照:「LAMP と BAPP」)。インストールは Ports からちゃちゃっと入れたので,大した説明は要らないと思います。悩むことといったら,バージョンくらいでしょうか。Apache はともかく,PHP も PostgreSQL も,つい最近バージョンが大幅に上がったので(PHP4→PHP5,PostgreSQL7→PostgreSQL8),インストールするバージョンには気を使った方がよさそうです。特に,PHP は,言語仕様が大幅に変わっているみたいなので,ちょっとした決意が要ります。

あたしは,結局 Apache2 + PHP5 + PostgreSQL8 でいくことにしました。まだ「新しめ」の感が否めないけれど,将来的には普通になりそうですしね。

ここでやりたいのは,要するに,データベースと連携したウェブアプリケーションを作ろうといったモノです。個人的にはローカルで使うので,ウェブアプリである必要はあまりないんですけれど,PostgreSQL 周りの本をみると,大抵 PHP の話がついてきちゃうんですよね……。

本書は,OS に FreeBSD(と Vine Linux)を使っていることから,文字通り BAPP な環境(いちいち言うと恥ずかしいな)を説明しています。著者は,「シーラカンス本」でお馴染みの『PostgreSQL 完全攻略ガイド』や,「赤マンモス本」でお馴染みの『PHP4徹底攻略』の著者でもある石井達夫さん(『PHP5徹底攻略』では書いていないみたい)。内容は信頼できると思います。

「デジカメ画像管理アプリケーション」と「雑誌記事データベースシステム」の制作例を使って,Apache や PHP,PostgreSQL 基本的な操作方法と,これらの連携方法を中心に説明しています。

ただ,内容はこれだけではありません。SELECT 文を中心とした SQL の書き方や,データベースモデリングの基礎,MVC モデルの設計方法から,セキュリティ対策やチューニングまで説明してあります。もりたくさんですね。

そんなわけで,本書を買うかどうかは,この「もりたくさん」をどのように解釈するかによると思います。というのも,入門とはいえ,限られたページで PHP や PostgreSQL を説明しきることは難しいわけで,見方によってはどうしても「物足りない」あるいは「説明不足」と感じてしまうだろうからです。かといって両者を連携させるためには必須の知識なわけで,これらを省略することも難しいんですよね……。悩ましいテーマです。

あたしの場合,以前ちょっとだけ RDB や PHP を触ったことがあるので,言語や仕様の説明は薄い方が助かりました(二重投資になっちゃうもんで)。その意味で,本書は「実際のシステムをどう作るか」という点に重点を置いて読むもんで,RDB 入門や PHP 入門のまとめ本ではないと言えそうです。それぞれの入門書は,別個に用意するのが良いと思います。

ちなみに,あたしは以下の本を読んでみました(なんでもいいんですけどね)。

もっとも,こういう本を読んだ後に問題になるのが,「じゃあ自分は何を作ろうか」といったことだったりして……。とりあえず,住所録でしょうか……。これだけ投資して住所録……(くぅっ)。

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