Entry

『トランジスタ技術2005年4月号』

2005年03月15日

トランジスタ技術2005年4月号』(CQ出版社)

普段からちょぼちょぼ買っている雑誌です。去年も紹介したけれど,今年も紹介。また性懲りもなく……。

『トランジスタ技術2005年4月号』のふろく

今月のトランジスタ技術は,例によってマイコンの付録が付いてくるんです。去年は H8/3694F だったけれど,今年はルネサンステクノロジーの R8C(R8C/15)。これで普段の価格とほぼ同じですから,お得ですよね。去年のキットは,サンハヤトが製品として販売しているようですけど,やはり高くなってしました。今回のキットも,安いのは今のうちだと思った方がよさそうです。

写真は,とりあえず足だけつけてみたところ。ちょうど 28pin の DIP と同じサイズになります。足をつけてみたのはいいものの,去年のキットも満足に使い倒していないあたしとしては,これからどうしようか,まだ見当もつきません。とりあえず……秋月のキット待ちか?(←またキット!)

今月のトラ技は,付録が付録だけに,ほとんどがマイコンネタで占められています。基本的なマイコンの仕組みから,簡単な回路設計・プログラミングまで,丁寧な特集記事が組まれていて,本誌だけでとりあえず「マイコンをいぢること」を体験できるという寸法です。

特に,プログラミングの部分は,ハードウェアの側から説明しているので,マイコンはいぢらないけど比較的低レベルな言語を使ってる,といった向きには参考になると思います。C をバリバリ使っている方は,ポインタやら関数呼び出しやらで主記憶を意識するのが当たり前になっているんでしょうけど,高レベルな言語になればなるほど,こういうことは忘れがちだったりします(というか,意識しなくてもいい言語実装になっている)。プログラムを組む上で,ハードウェアを意識しておくと便利なこと,たとえば,

  • メモリ管理
  • サブルーチン(関数)呼び出し
  • メモリの参照(変数へのアクセス)
  • 割り込み

あたりが,CPU やメモリ的にどのように働いているのか,知っていると普段のプログラミングでも何かと役に立つんじゃないでしょうか。

一方,付録基板上には EIA-232 のトランシーバ IC(MAX3380EUCP)が乗っているので,マザーボードも D-Sub 9pin ソケットを直付けして,電源・リセット回路等々をくっつければ,すぐ使える状態になります。なんとも至れり尽くせりですね。「マイコンのプログラミングはやってみたいけど,回路を作るのが面倒くさい」という向きにもいいキットだと思います。

もっとも,個人的には,付属する開発環境が Windows 向けしかないところが難だったりして……。ちゃんといぢるにはやっぱり Windows が必要なんですよね。Linux や FreeBSD 向けのコンパイラは出ないもんでしょうか……(これが AVR から離れられない原因なのです)。

その前に,作りたいもんを決めるのが先ですね。

Trackback
Trackback URL:
Ads
About
Search This Site
Ads
Categories
Recent Entries
Log Archive
Syndicate This Site
Info.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
Movable Type 3.36
Valid XHTML 1.1!
Valid CSS!
ブログタイムズ

© 2003-2012 AIAN