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UPSCAN CONVERTER 2 を開いてみる

2006年01月10日

随分前に買った UPSCAN CONVERTER 2 なんですけど,電源周りの不便からあまり使っていませんでした(参照:「qune: UPSCAN CONVERTER 2」)。ここ数年は,手元のモニタ環境をひとつにまとめたいってな欲求が強くなっているもんで,なかなかのスグレモノだと思っていたんですけどね。

で,持っているのに使わないってのもなんだか損なので,ちょいと中身を見てみることにしました。今回は中身を開いただけで,元に戻せる範囲内です。

NTSC をどうやって VGA に変換するのかというと,しくみ自体は案外単純で,NTSC の水平同期周波数を逓倍(upscan)するだけです。VGA の水平同期周波数は NTSC の水平同期周波数のちょうど2倍だそうですから,具体的には NTSC を A/D 変換してラインメモリに保存,それを2倍の周期で読み出して D/A 変換すれば,VGA になるというわけ。

そんなわけで,中身を開く当初,UPSCAN CONVERTER 2 の中身にはラインメモリや周波数逓倍器(PLL)なんかが入っているのかなぁ……と思っていました。以下が開いた様子。

UPSCAN CONVERTER 2 の中身の図

予想に反して IC がふたつだけしかありませんでした。もう,こういうのはパッケージになっちゃってるんですね。

中央にある VX1120 というチップがビデオ信号を VGA に変換するチップで,左側にある DIP IC がコントローラです。写真で見づらいけれども,コントローラには PIC が使われているようです。VX1120 の紹介ページによると,入力信号がかなり広範囲に渡っているようで使い勝手も良さそうです。

VX1120 は外部に20MHzのクリスタルを付けるだけで,PLL 周りのお世話もしてくれるみたい。自分でも手に入れられないかと思って,Digi-Key をあたってみたけれど,取り扱っていませんでした。残念。

UPSCAN CONVERTER 2 はコネクタがケースの4方向すべてに出ていたり,電源を PC の USB 経由で取らないといけなかったりと,使い勝手があまり良くないんですけれど,専用の電源を付けたり,新しい箱に入れたりすればそれなりに使えそうです。ぼちぼち箱探しからしてみようかな。また無駄なことやってる気もするんですが。

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