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「small is beautiful」と「みすぼらしい」の違い

2006年01月25日

「small is beautiful」なる文句は,「みすぼらしい」ことが美しいといっているわけじゃないんだろうなぁ……と,サイトのデザインを考えているときに考えてしまいました。

当初は,シンプルでクールなサイトを作るぜっ!と意気込んでみたものの,できあがるものはどうにもみすぼらしい……同じクールでも,寒々として寂しい感じになってしまいます。巷には,たしかにシンプルでクールなデザインなるものはあるんですけどね。真似しようと思っても,どうも上手くいきません。

で,巷のかっこいいウェブサイトを自分なりに分析してみたんですけれど,どうやらこの「クールさ」ってのは,サイトの中身と深くつながっているんじゃないかと思えてきました。つまり,サイトの内容を引き出すのに最適なデザインがそのデザインなわけで,それとは関係のない余計なものを排除している,という意味で「シンプル」だというわけ。

「small is beautiful」は,もともとプロダクト・デザインについて言われていたことだから,おそらく製品の機能との関係で必要最小限という意味なんだと思います。そう考えると,シンプルなデザインにするということは,その機能を十分に把握した上で必要な部分を残し,不要な部分を削ぎ落すという作業になりそうです。

とすれば,「small is beautiful」なデザインを設計するには,デザインするものの機能を自分なりに咀嚼できている必要がある,と……。逆に,咀嚼できないままに,不要な機能を中途半端に残したり,必要な機能を削ぎ落してしまうと,寒々として「みすぼらしい」デザインになってしまう,といったところでしょうか。

そういうわけで,このサイトを small にデザインにするとなると,このサイトがどんな機能を持っているのか,といったところから考えなくちゃいけなくなりそうです。でも,それってなんなんでしょ……。うちのサイトの場合,全体に一貫しているテーマは特にないし,ただ書いては吐いてるだけだから,特定の誰かに読ませようとかいった意図も(あまり)ありません。

とりあえずのところ,読むサイトだから「読みやすいデザイン」に特化させるのが,最優先になりそうな感じです。これに加えて,自分でも気付いていない付加機能があるのか,ぼちぼち考えてみようと思います。センスのある人はわざわざこんなに小難しく考えなくても,かっこいいサイトのひとつやふたつ作れちゃうんでしょうけどね……。こういう時に引き出しの乏しさを痛感してしまいます(トホホ)。

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