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HTML の語彙を増やすよりも周辺の語彙と連携する方が近道

2006年07月09日

HTML と CSS の仕様をどうにかしたい,という以下の話を読ませていただいて……。

XHTML+CSS (r)evolution

個人的に,HTML の仕様は,今のようにグズグズのままでいいんじゃないかと思っていたりします。つまり,使い方も目的も曖昧なままで良い,と……。厳密な語彙体系を求める気持ちは分かるけれども,それを言い出したらキリがなくなってしまいます。

たしかに,上記の話に関わらず,HTML には語彙が足りないという話を聞くことはあります。けれど,あたしゃそもそも,学術論文にもブログにも EC サイトにもウェブギャラリーにも必要かつ十分な語彙を提供してくれる語彙セットなんてのは,考えられないと思うんですね。そんなもんを期待するよりも,元のデータには専用の語彙セットを使っておいて,表示と少しのコントロール用にグズグズの HTML に XSLT 変換するするのが,現実的だと思ったりします。

例えば,学術論文で言うなら,XHTML を使うより DocBook/XML を使った方が,構造化されたデータとしての価値は高くなるはずです。また,リンク集やサイトのまとめページを作るにしても,XHTML で dl や ul を直接いぢるよりも,RDF/XML + RSS 1.0 + Dublin Core みたいな語彙セットを使う方が,よりセマンティックになるはず。数式を使うなら XHTML の sup や sub を使うよりも MathML を使うべきでしょう(多分)。

特定の目的に合わせた特定の語彙セットは,もうある程度普及していることから,XHTML の語彙そのものを精緻化させるよりも,XHTML とこれらの語彙をどのように連携させるのか,といった視点がまず必要な気がします。個人的に,HTML は事実上ブラウザの表示に特化させて XSLT の出力結果としてだけ扱えばいい(一次的なデータとしては扱わない)。んでもって,セマンティックで厳密な話をするときは,HTML をかませないで,より精緻化されたそれぞれの語彙セットですればいい……と思っているんですけれど,あまり人気ないんですよね……XSLT……。

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