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ハチクロ(9)を読んだ

2006年07月14日

電車の中吊り広告を見て,下車後おもむろに書店へ……。最初の店にはまだ置いていなかったけれど,2番目の書店で見付けました。初回限定付録に,「ミドリちゃんマグネット」が付いてきます。TVアニメも第2部が始まっていて,映画化もされるとのこと。

で,黙々と読む。ネタバレになるとつまらないと思うので,ここで粗筋は追いません。読後の雰囲気だけ。

ハチミツとクローバー 9 (9)
羽海野 チカ
集英社 (2006/07/14)

で,感想ですが,もうだめっす……。物語はそろそろクライマックスということで,それぞれのあんなことやこんなことが,あんな風になったりこんな風になったり,えー!ということもあったり,しんみりということこともあったり,といった感じ。急展開に「もう終わり」といった感慨があります。全然説明になってないわけですが。

「物語の最終局面に何を求めるのか」ってのは,人によって色々と求めるものがあるんでしょうけれど,あたしの場合は,これまでの集大成みたいなもんを求めていたりします。つまるところ,第1話からこれまでの間に積み上げてきたモノを,全て動員して迎えるグランドフィナーレみたいな感じです。もっとも,派手なもんを求めているわけじゃなくて,これまでの登場人物の心の動きやエピソードが,最後の最後でガッツリ生かされた終わり方をすると,物語がそれだけで勝手に動き出すと思うんですね。

反対に,作品にもよるのかもしれないけれど,後になって「あのエピソードは物語全体にあまり影響していなかったな」みたいな話が多いと,オムニバスを垣間見ただけで,全体として支離滅裂なってしまうんじゃないかと思うんです。その点で,ハチクロはよくできた話だと思います。まぁ……そう思うのは,あたしがこの手のテーマに弱いってのもあるわけですが。

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