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寝た子を起こすようなことをしている気がしてしまう

2006年08月07日

「めぞん一刻」がドラマ化するんだそうです。

高橋留美子氏原作の人気コミック「めぞん一刻」が、伊東美咲(29)主演で初めてドラマ化され、相手役を一般オーディションで選ぶことが6日、発表された。テレビ朝日系のスペシャルドラマ(来春放送)だが、シリーズ化する予定。

Yahoo!ニュース - 日刊スポーツ - 伊東美咲の彼氏を一般人から募集!

なんつうか,伊東美咲はピッタリだと思うんですよ。年代的にも役柄的にも。ただ,これが今受け入れられるもんなのかというと,「ソレハソレ」という話になりそうで,内心勝手にドキドキしています。まとめると,こんな感じ。

  • 「僕の大切な響子さん」というロマンティシズムが実写化によって汚されるんじゃないか,という危惧。
  • 基本的に三角関係の話で,モロに経済力云々や「男の甲斐性」といった話が中心になっているところ,「マネーよりソウルだよ」みたいな価値観が今でも残ってるのか,という危惧。
  • 原作のボリュームをそのままに実写化するの?という疑問。

特に,1番目のロマンティシズム云々というのは,侮れないところがあります。「めぞん一刻」はかつて実写化されているんですけれど,Amazon のレビューによると,原作派には不評のようです。いかんせん,原作のインパクトが強すぎるので(これは作品のインパクトというよりは,ファンの思い入れの強度だと思う),この話を飼い馴らすのには難儀しそうです。

めぞん一刻
めぞん一刻
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一方で,2番目については,不況期に見るのはかなりしんどいんじゃないか,ということです。原作は「お金 vs 真心」みたいな構図が,恋愛の純粋さ(!)を引き立てているところがあるけれど,今のご時世,五代君並みに苦労している学生はザラにいます。「上流 vs 下流」みたいな構図として映っちゃったら目も当てられないことになるんじゃないか,と。

あたしの場合,親戚に漫画・アニメ好きがいたもんで,「めぞん一刻」を初めて読んだのは小学生の頃でした。購入済の単行本を読ませてもらっていたという……。そんなわけで,読んだ時期は連載時期とややカブってはいたものの,連載と並行しては読んでいません。オトナのあれこれが多かったもんで,当時はあまり理解してなかったと思うんですけどね。今回の作品は,「めぞん一刻」へのロマンティシズムが,約20年かけてやっと懐古になろうとしているところに,またカンフルを注入する感じで,ちょっとドキドキ。でも,放映してもらいたいです。どういう反響を呼ぶのか,見たいですから。

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