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なんでも「コミュニケーション能力」で済まそうとする人とはうまくコミュニケーションが取れなくて困る

2006年10月18日

もうね……なんというか,この言葉無くしませんか。「コミュニケーション能力」。というのも,先日某氏と話した際に,こんな話が出てゲンナリしたから。

やはり仕事で大切なのは,コミュニケーション能力だよね。みんなで作業するからさ。チームワークだからさ。コミュニケーション能力がないと仕事はできないよね。

まあ,重箱の隅を突き回すのも野暮なんですけどね。コミュニケーションを取るだけだったら赤ん坊だってできるわけで,「高い低い」の問題はあっても,「あるなし」の問題は基本的にありません。E.T.だって指先突き出すっての。

じゃあ,どういう場合が,コミュニケーション能力が高いと言えるんでしょうか。これがみんなの気になっているところのはず。「コミュニケーション能力」を口にする向きは,自分なりの「コミュニケーション能力観」でもいいから,何を指して「コミュニケーション能力」と言っているのか,是非とも答えられるようにしてほしいもんです。

冒頭の某氏には,再三「コミュニケーション能力」がどういう能力なのか(どういう場合に高いと評価されるのか)聞いたんですけれど,結局,「コミュニケーションする能力」以上の回答を引き出すことはできませんでした。こういうのって,コミュニケーションできてないんだから,どちらかにコミュニケーション的欠缺があるってことですよね……。で,コミュニケーション的欠缺をもたらしているのは,「コミュニケーション能力」なるものが低いから,ということなるんですよね……。

仮に,あたしのコミュニケーション能力が低かったためにコミュニケーションが取れなかったんだとすると,「コミュニケーション能力」で済まそうとしている人の背景まで考えてあげて,察してあげて,適切で正解だと思われる無難な返答を返すことが,「コミュニケーション能力有り」ってことになりそうです。そうだとすると,これは相当な能力だと思います。脳味噌の割り当てからしても,気の回し方にしても,かなりの負荷になります。気を回したところで,その内容は「この人は『コミュニケーション能力』って言ってみたかったけど,実は自分でも意味分かってないんだな」というもんなわけで,結局話は何も進んでないとも思うわけですが。

某氏との実際のやりとりは,ここでの口調ほど不満に満ち溢れたものじゃなくて,いたって和やかだったわけですけれど,個人的には「時間を無駄にしたな」といった感覚が強く残ってしまいました。残念,残念。

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