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Windows の「エクスプローラ」をすごい勢いで使いこなす

2007年01月05日

Windows の「エクスプローラ」はマウスでカチカチやるもんとばかり思っていたんですけれど,先日,すごい勢いで使いこなしている方を見て驚愕。もう,UN*X の端末を使ってるのかと思う程速かったです(例として適当じゃないか)。

見ていたところ,どうやら速さの秘訣は,極力キーボードで操作するところにあるようです。あたしも普段キーボードを使う方だと思うんですけれど,その人はキーボードを使う割合が尋常じゃありません。マウスと比べて 9:1 くらいになっています(誇張ではなく)。ほとんど GUI の感覚がないというか,なんというか……。

というわけで,あたしもちょっと練習してみました。

まずはエクスプローラを起動するところから。[スタート] - [アクセサリ]……なんて,マウスでチンタラ選んでちゃダメですよ。男は黙って「◇ + e」(女でもいいけれど)。あ,「◇」は Windows キーです。HHK(Happy Hacking Keyboad)では [◇] に割り当てられているので,そのまま使わせてもらいます。

次に,エクスプローラを閉じる練習です。これも,男は黙って「[Alt] + [F4]」です。これは「エクスプローラ」だけの機能じゃなくて,ウィンドウ操作一般に当てはまります。もっとも,HHK の場合は,[F4] キーがないので [Fn] と [4] を一緒に押さなくちゃいけません。3つのキーを同時に叩くのはいくらなんでもしんどいので,妥協案として「[Alt], [Space], c」の方が便利かもしれません。

ウィンドウを閉じる方法は,この他にもいくつかあって,[Alt] を使って [ファイル] メニューから終了のアクセラレータキーを選ぶこともできます。ただ,これはアプリケーションによって異なるキーが割り当てられていることもあるので(通常は「x」が割り当てられている),いつも同じ操作で閉じるのには向かない気もします。

もうひとつ,ウィンドウの操作で重要なのが,アクティブウィンドウの切り替えです。いちいち画面下にあるウィンドウボタン(というのか?)を選んでるようじゃ遅すぎます。「[Alt] + [Tab]」で切り替えましょう。ウィンドウの小窓が開いて,アプリケーションを切り替えられるようになります。

と,以上で準備編は終わり。ここまでやったことを表にまとめておきます。

◇ + e「エクスプローラ」を起動する。
[Alt] + [F4]
[Alt], [Space], c
ウィンドウを閉じる。
[Alt] + [Tab]アクティブウィンドウを切り替える。

ウィンドウ操作はこの他にもショートカットがたくさんあるので,試してみるといいと思います。

基礎編

各ペインの移動

エクスプローラをキーボードから起動させられるようになったら,今度はエクスプローラの基礎的な操作を覚えていきましょう。まずは各ペインへの移動から……。

これは [Tab] で順次切り替えていけばオッケーです。最初は左ペインにフォーカスがあるけれど,[Tab] を1回叩けば,右側のペインにフォーカスが移ります。あたしの場合,左側はあまり使っていないので(フォルダしか見えないから),以下では右ペインの操作を中心に説明していきます。

フォルダの中に入ったり外に出たり

フォルダの中に入るには,フォルダにカーソルを合わせて [Enter] を押せば入れます。選択した項目がファイルの場合は,関連付けられたアプリケーションと一緒にファイルが開かれます。これはみんなやってますよね。反対に,今のフォルダから1つ上のフォルダに行くときは,[BS] を叩きましょう。また,同じフォルダの中でファイルやフォルダを選択するときは,カーソルキーを使います。これついては,もう少し便利な方法を後述します。

これで,ファイルシステムの中の好きなところに行けるようになりました。キーボードだけであちこち歩いて練習してみましょう。

ファイルをコピーしたり移動したり削除したり

次に,ファイルをコピーしたり移動したりする方法です。

コピーするときは,まず,コピーしたいファイルなりフォルダなりを選んで,「[Ctrl] + c」を叩きます。次に,コピー先に移動して,「[Ctrl] + v」を叩きます。普通のコピー・アンド・ペーストと同じですね。簡単だと思います。

同様に,移動するときは,カット・アンド・ペーストと同じ要領になります。つまり,「[Ctrl] + x」でカットして,移動先で「[Ctrl] + v」です。これも簡単なはず。

最後に削除する方法ですけれど,ご存知のように [Del] で削除することができます。1つ上のフォルダに上がるときの [BS] じゃないので注意しましょう。HHK では「[Fn] + `」で [Del] と同じ意味になります。

ファイル名を変える

もうひとつ,ファイル名を変える方法を紹介しておきます。

ファイル名を変えるには,目的のファイルなりフォルダを選択した後,[F2] を叩きます。キーを1つだけしか使わないので,HHK でも「[Fn] + 2」でいけます。

まとめ

ここまでできたら,大抵の作業はキーボードだけでできるようになっていると思います。最初はぎこちなくても,1日くらい練習すれば,それなりに操作できるようになるはず。こういうのは体で覚えるもんで,頭でどうとかって話じゃないんだと思います。とにもかくにも,マウスに触ることに罪悪感を持つべし,持つべし。

というわけで,基礎編のキー操作についてまとめておきます。

[Tab]各ペインの間を移動する。
[Enter]フォルダの中に入る。ファイルを開く。
[BS]1つ上のフォルダに移動する。
[Ctrl] + cコピー
[Ctrl] + xカット
[Ctrl] + vペースト
[Del]削除
[F2]名前を変える

応用編

素早くファイルを見つける(その1)

基礎編でのファイル選択は,カーソルキーを使って,ファイルやフォルダを探していたわけですけれど,フォルダの中のファイルが多くなるとなかなかそれも難しくなってきます。下の方にリストされているファイルを選択するには,延々と [↓] を押し続けなくちゃいけませんもんね([PgDn]を使うのも同じこと)。

こういうとき,もしファイル名やフォルダ名が分かっているなら,右ペインでファイル名の頭数文字をキーで叩いてみましょう。例えば,「foobar.txt」を選択したいなら,「f, o, o……」みたいに叩くんですね。こうすると,「f」を叩いた時点で,頭に「f」のつくファイルに瞬時に移動します。続いて「o」を叩くと,「f」の次に「o」が付くファイルに移動します。つまるところ,インクリメンタルサーチみたいなことができるというわけです。

難点は,日本語では使えないことと,ファイル名を知っていないといけないこと……。あたしの場合,ファイル名に多バイト文字を使うことはないので割と便利に使っているんですけれど,一般的にはどんなもんなんでしょ。また,複数の文字で絞り込むときは,素早く叩かないと次の検索として扱われてしまいます。「foobar.txt」の例で言うと,モタモタしていると「o」で始まるファイルに移動してしまう,ということです。ここら辺は慣れなので,何度も使ってみるしかないんですけどね。

素早くファイルを見つける(その2)

上の方法は,右ペインでインクリメンタルサーチする方法でしたけど,アドレスツールバーを使ってパスを補完することもできます。アドレスツールバーにフォーカスを移すには……そう,[Tab] を叩いていけばよかったんですね。

例えば,「C:\foobarbaz\hoge.txt」を選択したいときに,カレントフォルダが「C:\」だったとします(アドレスツールバーに「C:\」が入力されている)。このとき,「C:\foo」くらいを入力して,[Tab] を叩くと,残りの「barbaz」まで補完してくれます。同じフォルダに「foo」で始まるファイルが複数あるときは,下に候補が出てきます。すぐに選択できるようならこれを選んでもいいし,[Tab] で補完することもできます。この場合,どのファイル名が補完されるかというと,辞書順に一番頭に来るものが選択されるようです。つまり,「foobarbaz」と「foofoo」があったら,「foobarbaz」に補完されるということですね。

UN*X のシェル(tcsh や bash)にある補完機能では,共通するところまで補完されるってのがあるんですけれど(上の例だと,「foo」まで補完されて止まる),エクスプローラの場合は問答無用で辞書順で補完されるようです。これはちょっと不便ですね。ただ,パスが長くて打つのがしんどいときなんかは,便利に使えると思います。

ファイルのプロパティを見る

あまり使うことはないと思うんですけれど,ファイルやフォルダのプロパティを見る際にも,ショートカットがあります。右クリックして [プロパティ] を選択するよりは圧倒的に速いので,覚えておくと便利かもしれません。

プロパティを見るには,ファイルやフォルダを選択して,[Alt] + [Enter] を叩きます。これまで,ファイルを複数選択してプロパティを見るときは,[Shift] + カーソルキーでキーボードを使いつつ,マウスに持ち替えて右クリック……みたいなことをしていたんですけれど,これだったらキーボードだけでできてしまいます。便利便利。

[キャンセル]ボタンを押す

プロパティ画面を出すと,[OK]ボタンと[キャンセル]ボタンが現れます。このとき,[OK]ボタンはそのまま[Enter]を叩けばいいんですけれど,[キャンセル]ボタンはボタンのフォーカスを [Tab] で移してから [Enter] を叩かなくちゃいけません。これは面倒ですよね。

こういうときは,ためらわず[Esc]を叩くべし,叩くべし。[Esc] は[キャンセル]ボタンと同じなので,キーを1回叩けば済みます。

まとめ

どうだったでしょうか。ほんの少ししか紹介していませんけど,これだけ覚えるだけでも,エクスプローラでマウスを使う機会は相当減ると思います。あとは練習あるのみなんですけれど,こればっかりはガンガン使って練習するしかないようです。あたしの場合,マウスに手が伸びるのはほとんど癖になっているので,意識して矯正するしかないんでしょうね。

最後に,このエントリを書く上で参考にさせてもらったサイトをご紹介しておきます。ここで紹介するよりもたくさんのキー操作を紹介してくださっているので,慣れるごとに新しい技を身に付けていくといいと思います。もちろん,他人事じゃなくて,あたしも身に付けたいんですが。

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