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無線 LAN イーサネット変換メディアコンバータを買ってみた

2007年01月14日

自作パソコンを増やす度に無線 LAN のアダプタを買い増すのは,さすがにしんどくなってきたので,無線の機能を1つにまとめることにしました。これまではというと,自作パソコン同士はファイル共有のために有線でつないでいて,インターネットに接続するときだけ別室にある無線ルータにアクセスしていたのでした。有線部と無線部は別セグメントで構成しています。

要するに,こんな感じ。

                             (INTERNET)
                                 |
                                +-+
                                | | Router
                                +-+   
                                 |
無線LAN  |-----+--------+--------+----------|
               |        |
             +---+    +---+    +---+
             | A |    | B |    | C |
             |   |    |   |    |   |
             +---+    +---+    +---+
               |        |        |
有線LAN  |-----+--------+--------+----------|

いかにもいびつですよね。ホストCが無線につながっていないのは,単純にアダプタを買う余裕が無かったからです。まぁ,単純にお金がないなら,我慢すればいい(!)んですけどね。アダプタを1つにまとめるメリットには他にもあるのです。

  • IEEE802.11b/g の場合,複数のアダプタを近距離で動作させると電波干渉が原因で減衰してしまうが,1つにまとめれば干渉も少なくなる(と思う)
  • クライアント側の設定が簡単になる
  • PC-UNIX のようにメーカがドライバを提供していないプラットフォームで,より枯れた LAN アダプタのドライバを使うことができる
  • 有線のネットワーク家電を無線化して連携させることができる

そういうわけで,今回仕入れたのがコチラ。

BUFFALO WLI3-TX1-AMG54 無線LAN AirStation イーサネットコンバータ
バッファロー (2005/10/05)
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おすすめ度の平均: 4.0
4 タワーデスクトップを無線に

この製品,どんなものなのかちょっと説明しづらいんですけれど,要するに,有線 LAN のデータを無線に変換するモノです。ネットワーク用語でいう「変換ブリッジ」。データリンク層でネットワークとネットワークのフォーマットや速度差を吸収する機器です。データリンク層で動くので,IP アドレスでパケットを振り分けたりすることはできません。

こういった製品は,他にもいくつかあるんですけれど,うちにある無線ルータが BUFFALO 製だったので,こちらを選びました。ただ,後述する通り AOSS はあまり使えません。

ともあれ,メディアコンバータを使って,こんな感じにつなぐことにしてみました。

                             (INTERNET)
                                 |
                                +-+
                                | | Router
                                +-+   
                                 |
無線LAN  |-----------------------+------+---|
                                        |
                                       +-+
                                       | | Media Converter
                                       +-+   
                                        | 
有線LAN  |-----+--------+--------+------+---|
               |        |        |
             +---+    +---+    +---+
             | A |    | B |    | C |
             |   |    |   |    |   |
             +---+    +---+    +---+

無線 LAN と有線 LAN は同じアドレス空間になっています。ルータにハブでつないだのと同じ感覚ですね。これだったら。無線はひとつにまとめられるし,ホストの数が増えても有線の LAN アダプタを増やすだけで対応できます。ついでに言えば,今までうちでは IEEE802.11b な環境だったんですけれど,IEEE802.11g になったので,通信速度も速くなりました(ルータは g に対応していたけれど,無線のカードが b だった)。「フレームバーストEX」なる機能を有効にしたところ,おおむね,48Mbpsくらいで動いています(※無線の通信速度は設置環境にかなり依存します)。

で,この製品についてなんですけれど,説明書の記述がどうもいただけなくて参りました。紙媒体のマニュアルは一枚ペラのモノだけ。BUFFALO の製品はいつもそうなんですけど,オンラインマニュアルを読まないと,Web の設定画面にもたどりつけません。

設定自体は Web の設定画面を開かなくてもできて,機器側面にある「AOSS」ボタンをポチッとやると,自動的に設定されることになっています。ただ,この機能,無線側の ESSID を変更してしまうし(ランダムな文字列に書き換える),妙な暗号化の設定も自動でしてしまうので,無線側から設定していると悲惨なことになります。自分の AirStation が見付けられなくなるという……。どの項目がどう変更されたのか知る術がないので,既存の無線ネットワークがあって,クライアントで ESSID の設定を一通り済ませている場合なんかは,これらから接続することができなくなります(クライアントマネージャで一から設定し直すことになる)。

自動化するのはたしかに便利なんですけれど,セキュリティ関連の設定がほとんど AOSS に握られてしまうので,これまで構築してきた環境を全て設定しなおすはめになります。他メーカの機器を入れるときなんか,どうするんだろ……。初めて無線 LAN を導入して,規模の小さな LAN を構築する場合だったらともかく,既存の無線 LAN 環境があって,規模もそれなりにある場合,この機能を使うと囲い込まれるだけな感じがします。あたしの段取りが悪いのか?

と,まぁ,何だかんだ言いつつ,それなりに無線の設定をすることもできました(AOSS は使っていない)。後は,余っているヘッポコ PC をじゃんじゃかネットワークにつなぐだけ(数だけはあるのです)。ファイルサーバを立てるぞ。

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