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年明けの忙しい時期に「エウレカセブン」を観る

2007年01月16日

去年の末頃から観直していたんですけれど,やっと終わりました。やあ,やっぱいいね。いいよ。エウレカセブン。

交響詩篇エウレカセブン 1
バンダイビジュアル (2005/07/22)
売り上げランキング: 6557
おすすめ度の平均: 4.0
5 主人公の視点で語った方からかが解りやすい。
2 う〜ん
5 気付くの遅くてごめんなさい。

「エウレカセブン」は,話が進むにつれて全貌が明らかになる構成になっているから,初めて観たときは「なんのこっちゃ」なところも多かったんですけれど,2回目ともなると割と順序立てて見ることができました。2回目でもいいシーンはいいシーンです。

一方で,この作品については,「カウンター」がどうとかとかいった話があって,あたしゃ今だに根に持ってるんですけれど,そういうもんを持ち合わせていなくても,十分楽しめると思います。いや,むしろ,そういうもんは持たない方がいい。

佐藤:本来ならカウンターであるべきものが、メインになってしまっているってことですよね。それはアニメにも言えるんですよ。『エウレカセブン』とか『BLOOD+』は、カウンターだったはずだし、『ガンダムSEED』もガンダムに対するカウンターだったはずなのに、今やそれがメインのように扱われてしまっている… カウンター的な作品がきちんとカウンターとして成立してないと、シーンは脆弱化しちゃう。

小学館::ガガガ文庫:ガガガトーク: 東浩紀 - イシイジロウ(2)

消費文化は受け手が世界を創造すべきだと思っていて,作り手がどう考えて作ろうと,そんなもんは消費者の知ったこっちゃありません。消費者が作り手と完全にメッセージを交換することができないのは明らかなわけだし,むしろ,そうしたコミュニケーション不全から生まれるナニカが,作品なり芸術(!)なりと呼ばれるもんだと思うからです。見たことのない世界を見たいなら,口を開けて待ってないで,自分で見たことのない世界を読み込めばいい。ガンダムやエヴァしか読み込めない,いい子ちゃんな鑑賞者にはなるもんじゃないと思いますです。はい。

話が逸れちゃいました。

本作は,例によって男の子の成長物語なわけで,ロボットバシバシで,トラウマを抱えた女の子や,どうしようもない大人が出てきちゃったりして,そういう中でどうやって成長していくんだい?ボウヤ?みたいな話になっています。ここまではお約束です。一方で,あたしがこの物語を気に入った理由は,女の子や周りの大人達の成長物語でもあるというところ。それぞれが先輩になったり後輩になったり,父親になったり息子になったりして物語が進みます。だからこそ,この作品は,若い世代以外の方々にも観てもらいたいところ。アットホームな感じも,そこら辺から醸し出されているんじゃないかと思います。

このことは2回目に観て改めて思ったことで,初回に観たときにはなかなか感じられなかったことだと思います。初めは,ボーイ・ミーツ・ガールモノで,ロボットで,世界がどうとかで,とかいった具合に,ザックリとしか観ていなかったんですけれど,2回目はその奥行を楽しませてもらいました。

音楽もセンスが良くて,オススメ。(とか,あたしが言うまでもないんですが。)

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