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ベタな人というのは本当にいるもんなんだという衝撃

2007年04月08日

例えば,子供がしでかした問題で「この家の母親は何をやっていたんでしょうか」みたいな話がテレビに出てきますよね。普通はここで,「どうして父親にも問題の所在を求めないんだろう」とか思う。いや,母子家庭や父子家庭がどうとかいった話ではなくて,家庭の問題は家族の構成員全員が原因になりうるはずですから,構成員に父親がいるなら,父親も問題にされるはずだということです。

結局のところ,母親=女性の責任というのは,少なくともメディア的(社会的?)な視点からすると,そういうところに求められているわけで,なんともまぁ,ベタな話だなぁ……と思うわけです。メディアは母親に責任を丸投げして終了……みたいな。安直な解決。それで済んだら家裁も少年院もいらないっつーの。

で,あたしゃこういう話はメディアの妄想というか幻想というか,そういうもんの類だと思っていて,ベタにこんな言説を生身の人に話す人ってのは少ないんじゃないかと思ってたんですね。もう少し批判精神は持ってるんだろう……と。

ところが,先日某氏と話したときに,まんまこの話を持ち出されてしまって,ちょっと参りました。「母親は何やってるんだろうね」みたいな話です。ついでに言うともうひとつ,「今時新聞なんか誰も信用してないからね」といったネット言説も……。こんな話,いい歳こいた生身の人間(初対面)から聞くとは思いませんでした。

メディア言説やネット言説は,多かれ少なかれ特定の価値観を単純化して誇張したもんだから,その価値観を個々人のレベルにまで落とすと,それなりにバラツキが出るもんなんだと思います。ネットやメディアの話と全く同じ考えになることは,まずありえないんじゃないかと思うんですね。おそらく,メディア内部の人間も,「それはちょっと違うんでねーの?」と思いながら放送しているはず(と思いたい)。けれど,シンクロしちゃってる人は実在する……。このことは年度初めから軽く衝撃的な出来事でした。

某氏だけかもしれないけれども,ベタな話は割と「自信満々」に語られることが多いようで,某氏も批判を一切予想していないようなノーガードっぷりだったりします。ベタな話に限らず,あたしゃこういう態度にも辟易しちゃう(というか困っちゃう)わけで,対応に苦しむことがあります。「ソウデスネ(苦笑)」と返すのが精一杯。

まだまだ人間ができてないな。自分。

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