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第16回 SODEC に行ってきた

2007年05月21日

ちょっと前の話なんですけれど,用事で第16回 SODEC に行ってきました。場所は東京ビッグサイト。お台場ってあまり行かないんですけれど,やっぱオサレですね。

第16回 ソフトウェア開発環境展

今回の主たる目的は「ソフトウェア開発環境展」を観に行くことだったんですけれど,同時開催されている展示会に「Web2.0マーケティング フェア」なる催しと「組込みシステム開発技術展」もあったので,一緒に見ることにしました。

全般的に見て,今回は Web アプリ……しかもリッチクライアント系統の出展が目立った気がします。Curl も出展してましたし,開発環境としても Ajax のようなクライアントサイドの技術を念頭に置いている製品が少なからず出展されていました。Ajax を謳いつつも,「コレ,ふつうの JavaScript じゃね?」ってなアレレなところもありましたけど……。

一緒に行った人は,割とハードウェア寄りのプログラムをゴリゴリ書いている人だったので,どちらかというとあまり興味のないご様子。彼曰く「こんなんばっか作ってたらバカになる」だそうで……。バカになるかはともかく,たしかにアプリケーションを作る敷居は,これまでと比べてグンと下がった気はしました。Java 関連製品にも,Struts をさらに抽象化して,設定項目だけで特定のアプリケーションを作れる(というか生成する)製品もあるもんで,正直,簡単なアプリケーションだったらプログラマーなんていなくても作れちゃいそうな勢いでした。

また,これと関連して,開発環境も,ビジネスプロセスをマウスでポチポチ作ったら(UML やらなんやらを描く),最終的にソースコードや各種ドキュメントにまで落とせる……みたいな製品が何点か出展されていました。もちろん,「開発プロセスの自動化」みたいな話は,ここで新しく出てきたもんじゃないわけですけれど,全体的な傾向として,その発想が「ビジネスモデル」のような抽象概念によってさらに加速している印象があります。

同行した知人が,「そろそろ Struts すら使えないエンジニアが出てくるのも時間の問題だ」みたいなことを言っていたけれども,「Struts を使えるエンジニア」なる人が,市場でどのように評価されるようになるのか,といったところも,これからの話として興味のあるところです。

一方,予想外に面白かったのは,組込みシステム開発技術展の方で,横河の ICE デバッガや XILINX の新しい開発環境なんかが目を引きました。また,つい最近まであまり話題になっていなかった組込み DB も,あちこちに出展があって,かなりの熱気。組込み分野はキャッチコピーこそ華々しくはないものの,具体的な技術水準が分かるので,その手の向きは満足したんじゃないでしょうか。それと比べると,ソフトウェア関係(Web2.0 云々も含む)は,「ソリューション」やら「ほにゃららコマース」やらといった言葉だけは華々しく踊っているものの,具体的な技術水準は逆に見えにくくなっている気がします。

ともあれ,会場はかなりの人入りで疲れ果てました。次の SODEC は行った方がいいのかなぁ……。

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