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ばっく・とぅ・じ・あざー・とぅるーす

2007年09月15日

間茶太郎(はざまちゃたろう:通称マーティ)と毒田独男(ぶすだどくお:通称ドク)の話。

カチャカチャ……
───〔第1部:出露利庵完成〕───
ド:「できた……。オゥ!見てくれよ,マーティ!」
マ:「ン?なに?」
ド:「だからできたっつってんだよ。お前が欲しがってたやつ!」
マ:「え……それってもしかして……」
ド:「そうだよ。時空間移動装置。タイムマシ……」
マ:「ウヮッ!マジ!?スゲェーッ!これで過去や未来に行けるってわけ!?」
ド:「まぁな。昨日いい啓示があってな。ちょちょっと作ってみたってわけよ。デロリンと出てきたもんだから,名前は出露利庵とでもしとこうか。」
マ:「デロ……?まぁいいや!とにかく早く乗せてくれよ。ドク!」
───〔第2部:過去の私〕───
ド:「どうだ,マーティ。これが300年前の日本だぞ。みんなチョンマゲだろ。」
マ:「ああ,ドク!みんなチョンマゲだ。それにみんなキモノだよ。やっぱりすげぇな,ドクは。」
ド:「まぁな,よし!じゃあ次は未来に連れってってやるぞ!」
───〔第3部:未来の私〕───
マ:「すげーっ!未来の車は空中に浮いているんだな。やっぱ少年誌は嘘を付かなかったってやつだね!」
ド:「新聞を見てみると……うむ,日付が2093年7月8日になっている。たしかに未来だ。」
マ:「うわっ!あいつなんか変なもん食べてるよ。未来人の食べ物ってみんなあんななのか……?ちょっと食ってみようぜ,ドク!」
ド:「いや……残念だがそろそろ帰らなくてはいけないんだ。デロ(←略称)の燃料も残り少ないしな。」
マ:「ちぇーっ!じゃあまた連れてきてくれよ,ドク!」

───〔第4部:後日談〕───
ド:「よぉマーティ!時間旅行はどうだったよ?最高だっただろ!」
マ:「もちろんだよ,ドク!けどさ……」
ド:「ん?どうかしたか?」
マ:「俺,帰ってからずっと引っかかってんだけどさ……」
ド:「?」
マ:「いや,俺達が行ったとこって,ほんとに過去とか未来だったのかなぁ……と」
ド:「何言ってんだ,マーティ。俺がデロのタイマーをセットしているところは,お前だって見たじゃないか」
マ:「タイマーなんてあちこちにあるじゃん。でも炊飯器で未来には行けないだろ?ドク?」
ド:「デロと炊飯器を一緒にするんじゃない!それに,お前だって見たじゃないか,過去のチョンマゲや未来の車を……。」
マ:「うーん。そうなんだよな。けどさ,そこが一番引っかかるんだわ。」
ド:「何が?」
マ:「アレがどうして『過去』であり『未来』であると言えるのか……と……」
ド:「??」
マ:「つまりさ,例えば過去を過去であると言うための裏付けってどこにあるのかなぁ……というかさ。もしかしたら,デロは時空間移動装置じゃなくて,別の惑星に飛ぶことができる装置だったかもしれないじゃん。で,それに乗って着いた先に,たまたまチョンマゲがいたら,過去じゃなくても過去だと思うわな,と……。デロはもしかしたら,自分以外の人をみんなチョンマゲにする機械なのかもしれないし……。」「その前に,今俺たちは現在に戻ってきたことになってるけどさ,これって本当に元に戻ってるの?」
ド:「まぁ,現段階では過去が過去であること検証してないからな。なにぶん時間がなかったし。」
マ:「デロの行き先だったアレを過去と同定することができるってのかい?ドク?」
ド:「理論的かつ科学的に言えば,まず『過去』のテイギが……」
マ:「おいおい,デロの発想は啓示だったんじゃないのかよ?」
ド:「そんなもん,どっちも似たようなもんだ!」
マ:「……」

と……こんな感じの話を妄想してみた。

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