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本日のツッコミ - マルチパートメールという用語は常識

2007年12月30日

人から薦められて『ネーミングの掟と極意』を読んでいたんですけど……。

ネーミングの掟と極意 (エンジニア道場)
開米 瑞浩
翔泳社 (2007/11/06)
売り上げランキング: 17815

これはちょっと言いすぎだと思う。

安藤:ITエンジニアでも、マルチパートめるなんて言われて何のことかすぐにわかるのは、メールの転送フォーマットについてある程度知っている人だけでしょうから、けっこう少ないんじゃないかと思います。正直言って、僕もよくわかりません。

『ネーミングの掟と極意 (エンジニア道場)』(開米瑞浩,翔泳社,2007年,p196)

胸を張って言われると「そういうもんなのか?」と思ってしまいそうだけれど,そんなことはない。分野を問わず,ITエンジニア(これが何を指すのかよくわからんけど)を自称する人だったら,仕様はともかく「マルチパートメール」が何を指すかくらいは常識だと思った方がいい。常識ってのは,知ってないと,まともにコミュニケーションを取れないよ,という知識のことです。んでもって,実際,知っている人が「けっこう少ない」なんてことはありえない。

ここでどうにもトホホなのは,本書が「エンジニア道場」なるシリーズとして書かれているということです。他の本ならともかく,技術本ですから,先生が胸を張って「んなもん知らん。知る必要もない。」とか言ってたら,できあがる生徒はロクなもんになりませんよね。多分。

もともと,本書を薦めてもらったのは,変数名やら関数名やらを名づけるセンスって大事だよねー,みたいな話があったからなんですけれど,そういう本ってあまりなかったのでした。その意味で言うと,本書のテーマそのものは貴重なもんなんじゃないかと「は」思います。

テーマの需要はある。良書を求む。

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