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昨日買った本 - 『Computer-Aided Verification of Coordinating Processes』

2008年06月02日

BOOKOFF で600円だった本。割と引用されているので,多分掘り出し物です。

この手の洋書の学術本は,学術本だから高いし,洋書だから高いしで,新品にはなかなか手を出すことができません。けど,BOOKOFF では,そういった理由とは別の理屈で値決めされているようなので,実はこの手の本の掘り出し物が割と簡単に手に入ったりします。まぁ,本書は,既に Google Book Search で全文電子化されているので,買わずに読むってこともできるんですけれど……。

本書は,題名を直訳すると「計算機を使った協調プロセスの検証」ということで,つまるところ,複数のシステムが協調して何かするときの検証方法について,書かれたもんです。もっとぶっちゃけると,複数のシステムが協調して動くときってのは,いろいろな場合(テストケース)を想定して,ちゃんと動いているかをテストするわけですけれど,それをコンピュータを使って自動化しちゃいましょう,というお題。

コンピュータを使ったテスト方法としては,分岐網羅や条件網羅といった,いわゆるホワイトボックス・テストで,ある程度テストケースを形式化/定式化できるわけですけれど,大規模なシステムになると,場合が増え過ぎる難点があるし,また,作りようがない(ありえない)条件の組み合せや,同値関係にある条件も絨毯爆撃的にテストすることになってしまいます。

この点を踏まえて,本書では,有限状態機械(automata; オートマトン)を使った検証方法を示しています。数学的に無駄なテストケースを省いて,効率的なテストケースを作ることができるんだそうな。

今日はパラパラと1/3くらい読んでたんですれど,言葉自体は割と平易に書かれているので,それほど不自由はしないはず。一方で,内容はというと,通常のオートマトンの説明のように丸印や矢印を使ったものではなくて,代数的に処理しているもんで,馴染みがないとギョッとするはずです。というか,あたしがギョッとしただけなんですが……。もちろん,オートマトンのベクトル表現等々については,本書でもちゃんと定義が示されているので,丁寧に追っていけば,スラスラとまではいかないまでも割と読めてしまったりします。

ともあれ,1/3の段階では,まだ「これが何の役に立つんかいな?」な状態なわけで,まだあまりピンときていなかったりして……もう少し読み進めることにします。

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