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「Movable Type を CMS として使う」といっても CMS を知っている人は少ないと思う

2008年06月11日

これはいわゆる「バールのようなもの」問題だな。

CMSは一般サイト向けにも数多く登場しているが、その多くは高価であり、また豊富な機能を備えているが、中小規模のサイトにとってみると不要な機能の方が多かったりもする。

そこで注目を集めているのが、ブログツールのCMS利用である。ブログツールとしてあまりに有名なMovable Typeには、表現力を高めたり、構造を制御するプラグインが豊富に用意されている。プラグインを活用することでMovable Typeは低価格かつ高機能なCMSに大変身する。

「MovableTypeをCMSとして使うためのワークフロー」 - ローコストCMS構築のススメ(2) - Dragon.jp

実際のところ,あたしも CMS ってのが具体的にどんなものなのか,あまりよく分かっていなかったりします。というか,ブログシステムが出回りはじめてから,CMS なるものが相対化しちゃったもんで,結局何を指すもんだったのか,あやふやになってしまった……と。

文書を管理するシステムというと,製造系では PDM(Product Data Management)ってのがあったりします(参照:製品情報管理 - Wikipedia)。また,企業内一般で使われる文書管理システムとして,EDM(Enterprise Document Management)というのも,まぁ,あるにはある。

これらに対して,CMS というのは,ウェブサイトの管理に特化した文書管理システム,というニュアンスなんだと思います。けど,それだったら,Movable Type をはじめとした,各種ブログツールは CMS そのまんまなわけで,CMS「として」使う必要はない(だって,CMS だから)。結局,CMS ってなんなんだろう……と。

CMS はさておき,文書管理システムとして Movable Type を見た場合,そのネックは,バージョン管理にあるんだと思います。Movable Type にバージョン管理の機能はありませんから,これをしようと思うと,結局,システム外の CVS やら Subversion やらに頼ることになってしまう。で,それで足りちゃうんだったら,わざわざブログツールなんか入れなくても,Subversion + 適当なレンダラ あたりでコンテンツを管理できちゃうんじゃね?とも。Trac をもう少しコンテンツ寄りに使えば,それっぽいことができちゃうかもしれない。

汎用性ゆえのもどかしさというか,なんとでも解釈できてしまうツールというか,それはそれで柔軟性があるってことなんでしょうけど,もちっとポリシーが固まっている方が,使い手としては使いやすいのかもな……と。

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