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本日のトリビア - 暗号の話に出てくる Alice と Bob

2008年06月11日

この頃,微妙に数学づいてるもんで,暗号の話なんかを読んでいたりします。本屋で何冊か漁ったんですけど,とりあえず以下の本を読むことに。数論のはじめから RSA まで解説した入門書です。他書もざっと立ち読みしたんですけれど,暗号の本に関する限り,内容的な違いはあまりないみたい。

暗号理論入門―暗号アルゴリズム、署名と認証、その数学的基礎
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で,他書も含めて何冊かパラパラやっていたところ,やたらと Alice と Bob が出てくるなぁ……と,思ったのでした。「Alice が Bob に手紙を送る」だのなんだのとかいった事例があちこちに。おそらく,この手の専門家さんにはよく知られているんでしょうけど,これって,お約束なんですね。Wikipedia にも書いてありました。

The names Alice and Bob are commonly used placeholders for archetypal characters in fields such as cryptography and physics. The names are used for convenience, since explanations such as "Person A wants to send a message to person B" can be difficult to follow in complex systems involving many steps. Following the alphabet, the specific names have evolved into common parlance within these fields — helping technical topics to be explained in a more understandable fashion.

Alice and Bob - Wikipedia, the free encyclopedia

超訳。我ながらへたっぴだなぁ。

Alice と Bob は,暗号学や物理学といった領域の,典型的な登場人物の置き換えとして,共通して使われる。 これらの名前は,便宜上使われる。というのも,「人物 A は人物 B にメッセージを送りたいと思っている」のような説明は,いくつもの段階を踏む複雑なシステムになると,ついていけなくなりがちだからである。アルファベットによる表現に続き,特定の名前は,これらの領域に共通する専門用語として発展し,技術的なトピックをより分かりやすい方法で説明するのに役立っている。

あたしが見たところでは,Alice と Bob の他に Eve って人も出てきています。C と D をすっ飛ばしてるのは,Chiper と Decrypt で使われているからだと思っていたんですけど,そういうわけでもないみたい。

Eve, an eavesdropper, is usually a passive attacker. While she can listen in on messages between Alice and Bob, she cannot modify them. In quantum cryptography, Eve may also represent the environment.

Alice and Bob - Wikipedia, the free encyclopedia

超訳。

Eve(盗聴者; an eavesdropper)は,大抵,受動的な攻撃者として現れる。彼女は Alice と Bob のメッセージを立ち聞きする一方で,それらを改ざんすることまではできない。量子暗号の領域では,Eve は環境(environment)を表すこともある。

へぇー……割とキャラクターがしっかり設定されているんですね。脳内メモリの片隅にとどめておこう。

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