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Zaurus SL-C3000 改造進捗 (2) - HDD を 32GB CF に換装

2008年06月30日

ということで換装したのでした。Gameboy,iPod と,毎度のことながら,モバイルモノのハードウェアを分解するのは神経使うです。こゆハードは,基板がウエハースのように華奢なもんで,傷つくとかいう以前に折れそうで怖いんですね。もっとも,今回の Zaurus は,割と基板が丈夫だし,組み込まれ方も変に凝ってなかったので,楽な方でした(※ただし,一部で半田ごてを使う)。

とりあえず結果をお見せします。こんな感じで拡張されました。

Zaurus SL-C3000 の HDD を32GBに拡張の図

プログラムエリアも少し増やして,ユーザエリアは,29GB になりました。また,今回の CF は,133倍速と比較的高速なものを使っているので,ディスクアクセスもかなり速くなりました。ロードに割と時間がかかっていた表計算も,すぐに起動します(体感速度ってのがアレなんですけど)。

入れ替えた CF は Transcend の 32GB CF。

Transcend 32GB をはめてみたの図

最近は CF もあまり使われていないようで,新品で調達することはできませんでした。中古で2万円弱。それにしても安くなりましたねー。

今回やったのは,次の4点です。

  1. 外部 CF スロットから 32GB CF にアクセス(/dev/hdc? として認識される)し,Zaurus 用のパーティションを作ってフォーマットする。このとき /dev/hdc1,/dev/hdc2 は Linux の Ext2,/dev/hdc3 は FAT32 で作ります。
  2. 作ったパーティションに既存のハードディスク(/dev/hda?)の内容をコピーする。
  3. 外部 CF スロットから,内部 CF スロットに差し替えて,/dev/hdc? → /dev/hda? として認識させるようにする。
  4. SL-C3000 の場合は,8GB 以上の FAT パーティションを USB Mass Strage Class 経由で読むと不具合を起こすそうなので,パッチを当てたカーネルモジュールに入れ替える。

領域を広げるのは,ユーザエリアである /dev/hda3 が中心になります。/dev/hda1 や /dev/hda2 を広げてもいいけど,あまり意味がありません。また,あたしの今後の予定としては OpenBSD/zaurus を入れるつもりなので,Linux 環境を移す必然性もあまりなかったりします。けど,今回は普通に既存の環境(Linux + Qt/Embedded)をそのまま 32GB CF に移行させることにしました。いっぺんにやると絶対混乱するので,遠回りでも少しずつ作業です。

ただ,ここでは,以下のサイトの通りに作業しただけなので,これといって改めて書くようなことはなかったりします。基板をかんでる爪を折るなよとか,ネジなくすなよ,とかしか言えない。UN*X の扱いに慣れていれば,バックアップやカーネルモジュールの入れ替えもそれほど恐れることはないし,慎重に作業すれば爪を折ることもありません。つことで,ここでは,「へぇー……32GBでも動くんだー」とだけ思っていただくことにして,換装の実際については以下を参照してください。

これで換装も完了……っと。あとは,バックアップを取って,OS の入れ替えです。

ところがどうも,OpenBSD/zaurus で D01NX II を使うのは難しい雰囲気。で,今どうしようかなぁと思案中です。カーネルハックも楽しそうだけど,実用にしたいのもたしかなもんで……。ネットに繋がらなかったら,モバイルシンクライアント計画はおしゃかですもんね。

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