Entry

スパムブログ制作者が読む本を見つけた

2008年08月31日

普段アフィリエイト本なんて読まないもんで,スパムブログがどうやって作られているのか知らなかったんですけど,こういう本を読んでるんですね。

自宅で日記を書いて月5万円を稼ぐ唯一の方法―月収400万円のスーパーアフィリエイターが教える
市原 高一
インフォトップ出版
売り上げランキング: 18

本書より抜粋。

メインブログができたら、アドセンスの申請が下りる期間を利用して、被リンク用のブログを作っておきましょう。

被リンク用のブログの役割は、もうすでに理解していると思いますが、メインブログの援護射撃のようなものです。数多くリンクを貼られているサイトはそれだけ優良だと判断する検索エンジンの働きを最大に活用させる役割を考えると、被リンク用のブログ数は50個を目標とします。しかし、初めてで最初は小規模にブログを管理したいと考えるのでしたら、20個からスタートしてもよいでしょう。

『自宅で日記を書いて月5万円を稼ぐ唯一の方法―月収400万円のスーパーアフィリエイターが教える』(市原高一,インフォトップ出版,2008年,p94)

要するに,月5万円稼ぐために,スパムブログを50個作りましょう,と言っていると……。アドセンス狩りってまだできるんだっけ……(と,煽ってみる)。

実際のところ,Google の PageRank は,PageRank の高いサイトからリンクされている場合に高く評価されるわけで,スパムブログのような評価の低いサイトからリンクされても,大して PageRank に影響しなかったりします(参照:SEO講座・第3回Googleの仕組みを考える その1)。つか,むしろ,スパムからリンクされてたら PageRank を落とすくらいのことをしてもいいんじゃないだろうか。

PageRankの基本的な発想はリンクにあります。例えばAというページに対するリンクをBというページが貼っていれば、それはAに対するBの支持票とみなされます。基本的にはこの支持票の多いサイトが重要度の高いサイトとみなされるわけですが、単純に票数が多ければGoogle内で重要度の高いサイトとして検索上位に表示されるわけではありません。支持票となるリンクサイトについても分析を行い、支持票となるサイトの重要度が高ければ高いほど価値のある支持票と考えられます。

SEO講座・第3回Googleの仕組みを考える その1

つことで,頑張ってスパムブログを50個作っても,ほとんどが徒労に終わる……と。ある意味当たり前なわけなんですけれど,こゆいかがわしい本の売り上げランキングが18位ってのが,またなんともアレだと思うわけです。騙される人大杉。

ともあれ,本書の購入者が儲かろうと儲かるまいと,本書の売り上げには影響しないわけで,本書が生み出すのは,印税とスパムブログだけ,ということになりそうです。アメリカのゴールドラッシュで,儲けた人の割合が一番高かったのは,実際に金を掘っていた人ではなくて,バケツ業者とスコップ業者だった,なんて笑い話があるけれど(以前も書いたか),構図としては,まぁそんなもんか。

ゴールドラッシュの話は,実際に使えるもんを売っていた,ってな点で違うんだとは思うんですけれど。

Trackback
Trackback URL:
Ads
About
Search This Site
Ads
Categories
Recent Entries
Log Archive
Syndicate This Site
Info.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
Movable Type 3.36
Valid XHTML 1.1!
Valid CSS!
ブログタイムズ

© 2003-2012 AIAN