Entry

今日買った本 - 『WinSock 2.0 プログラミング』(でも旧版)

2008年09月22日

改訂版が出ているから購入するか迷ったんですけど,BOOKOFF の安さに負けた。だってそのまま買ったらべらぼうに高いんだもの。枯れた API だから,旧版でもそんなに困ることはないんだと思います。

WinSock 2.0 プログラミング―Window Socket APIによるネットワークプログラミングのすべて
ルイス ナッパー 江村 豊
ソフトバンククリエイティブ
売り上げランキング: 162278
おすすめ度の平均: 5.0
5 かなりいいのでは?
5 WinSockのバイブル
5 winsock

改訂版というのはこちら。

WinSock2プログラミング―Windows Sockets APIによるネットワークプログラミングのすべて
WinSock2プログラミング
posted with amazlet at 08.09.22
ルイス ナッパー
ソフトバンククリエイティブ
売り上げランキング: 26163
おすすめ度の平均: 5.0
5 実際にこの本を見ながらプログラムが書ける。

本書はいわずと知れた WinSock のバイブル本です。WinSock というのは,Windows 用のネットワーク API のこと。つまるところ,Windows OS でネットワークプログラミングするための,一番の基本となる API です。この頃は,WinSock を意識しなくても,LL を使えば簡単にネットにつなぐことができるけれど,C/C++ からネットワークを扱う場合は,いまだに重要な API だったりします。あ,C++ は MFC に抽象化された API があるから(CFile クラスを継承した CSocketFile クラスとか),WinSock の生ソケットを意識することはあまりないのかな。もちろん,本書では MFC の CSocket クラスも扱っています。

Windows のネットワークプログラミング本というと,あたしゃこれまで『猫でもわかるネットワークプログラミング』を愛用していたのでした。実際,この本も良書で,十分ネットワークプログラミングを楽しめます。

猫でもわかるネットワークプログラミング 第2版 (猫でもわかるプログラミングシリーズ)
粂井 康孝
ソフトバンククリエイティブ
売り上げランキング: 161853
おすすめ度の平均: 4.0
5 Windowsネットワークプログラミングの取っ掛かりに最適
3 よい本だと思う

じゃあ,『WinSock 2.0』と『猫でも』の違いはどこにあるのかというと,その網羅性にあるんだと思います。『WinSock 2.0』の方が,リファレンスにおいてもプログラミング作法においても,網羅されている。これはページ数の関係があるから,仕方ないんですけど,ネットワークプログラミングというと,結局 API のリファレンスと使い方(お作法)が中心になるわけで,その点で『WinSock 2.0』は正統派です。

一方,『猫でも』の方はというと,とにかくネットワークプログラミングというものを体験してみたい,ってな用途には最適です。ネットワークプログラミングって,実際に作って動いたときの感動が大きい割に,前準備が面倒なもんで,遺憾にも挫折しちゃいがちだったりします。これは Win32 API のプログラミングにしてもそうなんですけど,『猫でも』は,こまごまとしたプロトコルの取り決めや API の仕様はさておいて,とにかく動かすことを目的にしている(もちろん必要最低限の話はあります)。動いた後は,その時の感動がモチベーションになるもんで,本書を読んだ読者は,ほっといても勝手にいろいろ調べるようになる……と,そんなところを狙っている気がします。次につながるステップを用意して締めるってのは,入門書の鏡ですね。

『WinSock 2.0』は『猫でも』の参考文献に挙げられているところでもあるし,『猫でも』→『WinSock 2.0』の順番はある意味最強なんじゃないかと思います。

Trackback
Trackback URL:
Ads
About
Search This Site
Ads
Categories
Recent Entries
Log Archive
Syndicate This Site
Info.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
Movable Type 3.36
Valid XHTML 1.1!
Valid CSS!
ブログタイムズ

© 2003-2012 AIAN