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質問サイトのちゃぶ台返しいろいろ

2008年11月03日

なんかネットの批判めいたもんばっかになっちゃうんですけど,ちょっと書いておこうかな,と。

OKWave やはてなといった質問サイトで,質問の前提を根こそぎひっくり返してしまう回答が散見されて,これは質問に対する回答として成立しているのか,と思うことがあります。例えば,次のような話。

C++を始めたばかりの初心者です

VBからstringの引数をもらってC++のdllで処理をしてstringを返すものを考えています

dll内で処理をするのにstd::stringに変換したいのですが変換ほうほうがわかりません

charをstd::stringへstd::stringをcharへの変換方法を教えてください

宜しくお願いします。

C++型変換について -OKWave

この質問に対する回答。

ご利用の VB と C++ 間で、「正式な言語間のインターフェイスが定義されていて、VB の string と C++ の std::string の変換方法もあるはずだが、探しても見つけられなかった」という前提でのご質問ならいいですが^^;

(snip)

他に代替方法があるなら、正式サポートのない複数言語の混合使用は、できれば、やめたほうがいいのではないでしょうか?^^;

C++型変換について -OKWave

別の意味でも回答になっていないことは措いておくとして,「charをstd::stringへstd::stringをcharへの変換方法を教えてください」と聞いてるところに,「やめとけそんなもん」と回答することは回答になってるんだろうか。プログラミング関連の ML なり BBS なりを見ていると,こゆ回答,割と多い気がします。

もちろん,回答者からすると,気を利かせているわけで,背景にある問題を汲んで,よりナイスなソリューションを提供しているつもりなんだと思います。けれど,そゆもんは具体的な状況に立たないと分からないことが多い。「やめとけそんなもん,普通はこうするんだよ」と教えるのはたしかに気が利いています。しかし,質問者が立っているところは,その「普通」が適用できない状況かもしれない。回答者は,そこら辺の背景まで責任を持って回答しているんだろうか(上の例はかなりソフトな方)。

また,気を利かせすぎてか,質問の内容に直接答えず,背景となる状況を根掘り葉掘り聞き出すことになっていることもしばしば。

趣味で作ってて煮詰っちゃってるメンバなんかはともかく,仕事上技術的な課題があって参加しているメンバにとってみたら,背景を公にすることがプロジェクトの利益と相反することもありえます。そゆ,お金が絡みそうなところに,回答者は軽々に首を突っ込むべきじゃないと思う。半ばキレ気味に,「だからなんでそんなことする必要があるんだよ」とか発言している人がいるけれど,論点は逸れるし,他人のプロジェクトにまで中途半端に首を突っ込むしで,見ていてアチャーな感じがします。せめて,「差し支えなければ」の一言でも添えれば,まだ,なんとかなりそうなんですが。

基本的に回答者は聞かれたことに答えればいいのであって,それ以上のことは求められていません。質問をそっちのけにして,自前のソリューションしか話せないんだとしたら,その人は回答したことにならないわけで,要するにノイズにしかならない。よりグッドなソリューションがあるとすれば,質問に答えてから補足的に提出するもんだと思います。

そういえば,質問者には「開発環境」や「実装したコード」,「どこがうまくいかないか」や「うまくいかないと思う理由は何か」みたいなもんを必ず書くべし,みたいなマナーがあって,かなり厳しく取締られていた(!)ことがありました。けど,これって結構手間がかかるんですよね。手間かけて質問したら,「そんなんやめとけ」って……そんな回答アリかよ……と(マナーに厳しい人に限って大抵そう)。たしかに,教えてもらうには,それなりに準備する必要があるけれども,ロクなこと教えてくれないのに,手間をかけるのもアホらしい。変な徒弟制度じゃないんだから,教える方も責任持ってもらいたいもんです。

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