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BOOKOFF ができて町の書店がなくなってしまった件について

2009年01月19日

自宅の近辺に,かなり昔から通っていた書店があるんですけれど,今年度末を最後に閉店することになってしまいました。直接の原因は,おそらく同じ商圏に BOOKOFF ができたこと。その書店は中規模書店で,普段よく行くあおい書店や丸善といった大規模書店と比べると,品揃えは並といったところ。しかし,職場を除くあたしの生活圏の中では,もっとも大きな書店だったし,生活圏が狭かった中高生の頃からよく利用していたもんで,ちょっとショックでした。

個人的に,BOOKOFF は本屋でも古本屋でもなくて,「BOOKOFF」というジャンルの店なんだと思っていたりします。古本倉庫の即売所といったところか。本屋にしては店員がやかましいし,店内を流れるセンスの悪いジングルも書店に似つかわしくない。作業しながら周期的に「いらっしゃいませぇー!」というアレ,やめてもらいたい。

かくして,あたしの生活圏には,ついに本屋と呼べるものがなくなってしまったのでした。

書店っつのは,なんつか,自分が知りうることの上界を表しているところがあるんじゃないかと思っていたりします。蔵書は系統立てて整理されていて,どこに行けばどんな知識が手に入るのか,大体の見取り図を作ることができる。一方,それは,大きければいいってもんではなくて,その人にぴったりの上界っつもんがある気がするわけです。おそらく,例の書店は中高生にぴったりだと思うんですけれど,そゆもんがなくなってしまった。

ま,あたし自身は最近大規模書店を見ているから,あまり影響ないんですけどね。地域の文化レベルは確実に下がったな,と思ったりする。

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