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今日読んでた本 - 『OpenCV プログラミングブック』

2009年02月12日

今,画像解析をゴニョゴニョやってるんですけど,ヤッツケで自前のスタブを作っちゃったもんで,使いにくくてしょうがない状況だったりします。ちと作り直したいんですけど,また一から作るのは面倒なので,OpenCV の HighGUI ライブラリを使おうかな,とかゴニョゴニョ。

つことで,今日は『OpenCV プログラミングブック』を読んでいました。

OpenCV プログラミングブック
奈良先端科学技術大学院大学 OpenCVプログラミングブック制作チーム
毎日コミュニケーションズ
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おすすめ度の平均: 3.0
3 とっかかりとしてはよい本
4 OpenCVを日本語でまとまって解説した初めての本
2 肩すかし

OpenCV(Open Computer Vision library)は,Intel が提供している画像処理用のライブラリです。画像ファイルを読み込めたり,安価なウェブカメラからキャプチャできたりするのはもちろん,二値化処理やら輪郭トレースやらといった基本的な画像処理機能がそろっています。画像処理の入門本に載っているようなことは,大抵このライブラリから関数呼び出し1本で済んでしまう。Windows からはもちろん,Linux や FreeBSD からでも使えます。

で,本書はそのライブラリについて,使い方を説明しているんですけれど,うーん……微妙。

これは目的にもよるんだろうけれど,OpenCV はもともとある程度画像処理に慣れた人向けにあるんじゃないかと思っていたりします。もちろん,OpenCV 自体は初心者でも簡単に扱うことができるんですけれど,関数1本呼び出すだけで処理できてしまうことから,具体的な実装に触れられない。画像処理って何?とかいった段階から OpenCV を使っても,あまり勉強にならなかったりします。OpenCV の使い方には慣れるだろうけど,画像処理は分かんないまま,とかいったことになりそう。

この点で本書を読むと,ちと基本機能だけに焦点を絞りすぎてしまっている感があります。機能の説明では,ある程度どんな処理をしているのか書かれているんですけれど,実装に起こしてしまうとライブラリの関数を数本呼び出すだけで済んでしまう。んなもんで,画像処理の基本を知りたい人にとっては,説明と実装の間にあるゴニョゴニョが分からないし,ある程度知ってる人には基本すぎてほとんど読み飛ばし,みたいなコトになってしまう。ライブラリの解説本って,ターゲットを捉えるのが難しいですね。

OpenCV については,洋書でオライリー本も出ているんですけれど,こっちは店頭になかったので,買えなかったのでした。こっちも読んでみるかな。

Learning OpenCV
Learning OpenCV
posted with amazlet at 09.02.12
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Oreilly & Associates Inc
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個人的には,とりあえず HighGUI が使えればいいので,OpenCV べったりになるつもりはないんですけどね。なんとかのひとつ覚えみたいに,顔認識ばっかやっててもしょうがないし。

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