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PM ほぼ未経験者のプロジェクトマネージャー試験受験進捗(4)

2009年03月01日

問題を解きつつ,今日で3回くらい読みました。あたしにしては珍しく,形式的なスケジュールは,それなりに予定通りなんですけれど,まだあまり勝ち目を実感できない感じ。

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それは多分,試験対策本だと,表層的な言葉を覚えることが中心になってしまいがちになるからなんだと思う。例えば,本書では,マズローの欲求段階説なんてのが紹介されていて,それを出題した過去の問題も実際にあるんですけれど,この言葉を覚えるだけで解けてしまう。一方,以下の引用にあるように,欲求段階説なんてのは,個人的に人生哲学の類に過ぎない気がしているもんで,試験対策本を読んでも,何も学んでいない感じがしてしまいます。この理論は,プロマネの職責との関係でどのような位置づけにある議論なんだろう。また,理論を適用するに当たって妥当性/正当性を検証する議論はないんだろうか。

「マズローの欲求段階説」は、人間性心理学や動機づけの理論を進展させたと評価されているが、個人的見解あるいはごく限られた事例に基づいた人生哲学に過ぎず、普遍的な科学根拠や実証性を欠いているのではないかという疑問も呈されている。

自己実現理論 - Wikipedia

巷のそれっぽい話では,無批判にこの理論を持ち出す人も少なくないようなんですけれど,この人たちは,この理論について「ありがたい感じがする言葉」以上の意味をどれだけ踏まえているんだろうか,と思ったりもします。いや,その人たちを批判しているわけではなくて,どこでこの「理論を適用する根拠」を得られるのか,あたしが知らない(見つけられていない)ってだけなんですが。

個人的にプロマネ方面で紹介されるこうした理論には,どうも実証性が欠けている(あるいは適用する事実に対する認識論/解釈論が確立していない=どうとでも解釈できてしまう)印象があるわけで,与太話に振り分けてしまうことが多い気がする。覚えなきゃならんほどありがたいもんなのか?つかね,そんな感じ。

ま,勝ち目がないと思うのはそれだけじゃなくて,標準化周りの詳細を詰めきれていないってのもあるんですが。

もうひとつ,論文もそろそろ始めなくちゃいけないってなことで,この前紹介してもらった,『プロジェクトマネージャ合格論文集』をボチボチ読んでます。Amazon のレビューを見ると,なんだかすごい評判なんですけれど,あたしの場合結果が伴っていないので,勧めても説得力がないと思います。ただ読んでる,と。

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ただ,いいと思うのは,「論述の対象とするプロジェクトの概要」について,記入例があることです。プロマネの午後II試験は,試験前に論述するプロジェクトの概要を書くんですけれど,PM ほぼ未経験者のあたしとてしては,あれこれ持ち出すほどのネタがありません。こゆアンチョコは,端的に役に立ちます。

もしかしたら,アンチョコを使うのはずるいと思う向きもいるかもしれないけれど,あくまでも試験ですからね。準備できることは,くまなく準備しておくに越したことはありません。

本書の場合,過去の問題と解答例,それに解答のポイントと PM 午後IIの全過去問題が,無駄なくよくまとまっているのもポイントなんだと思います。B6 版の体裁で持ち歩きに便利なので,どこでも問題を検討できるのもいいところ。論文の場合,腰をすえてやるもんだとは思うんですけどね。時間がないときもさっと取り出せる本書は便利に使えると思います。

とりあえず,午後試験はもう少し詰めないといけないかなあ,といったところ。間に合うだろうか。

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