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『プログラミング スタ→トガイド』を読んで書籍選びの基準とか

2009年03月11日

今大きめの書店に行くと,コンピュータ関連の島で『プログラミング スタ→トガイド』という無料の冊子をもらうことができます。SOFTBANK Creative の販促品で,主要な言語が紹介されている他,同出版社の看板著者が一筆書いています。どんな人が書いているのかというと,こういう方々です(後掲は文章のお題)。

  • 柴田望洋 - 「言語はこう学べ」
  • 高橋麻奈 - 「プログラミング学習3つのポイント」
  • 林晴比古 - 「幸せなプログラマを目指して」
  • 結城浩 - 「プログラミング書籍との付き合い方」
  • 粂井康孝 - 「プログラミングはRPGをやるように」

その手の業界では有名な面々なので,この方々の著書を読んだ方も多いはず。ここで,「その手の業界」というのは,ソフトウェア開発(サービス)業界ではなくて,IT出版/教育業界です。念のため。

ここで,結城浩氏の「プログラミング書籍との付き合い方」に,こんな話が。

書店に行き、プログラミングの棚を見ると、そこにはたくさんの本が並んでいます。大きな書店ならその多さに圧倒されてしまうかもしれません。

そこで一つ目のポイントです。やみくもに本を読もうとせず、自分に合った本を見つけるようにしましょう。

自分が知りたいことが書かれた本を探すのは、当たり前ですが重要です。概要を述べた読み物、基本的な項目をていねいに説明してある入門書、アカデミックな内容で書かれた専門書、辞典のように使うリファレンスなど、本にはいろんな種類があります。「欲しいのはこういう本ではなかった!」と失敗しないように、本の種類を見きわめましょう。

難しさのレベルが自分に合った本を探すことも大事です。いくら内容が正確でも、現在の自分にとって難しすぎる本では役に立ちません。これもまた当たり前ですが、失敗しやすいところです。

この話はちと微妙だなぁ,と思ってしまいます。自分に合った本かを選ぶのは,たしかに大切だし,お金も無駄にならないんですけど,こゆことができる人は,すでに入門者じゃなくなっているんじゃないだろうか。何を知らないのか知っている人は,自分で調べられる人だから,放っておいてもいい本を読むようになるんだと思います。

じゃ,入門者さんはどうすればいいのかというと,最初は難しくてもなんでも,ちゃんとした本をしっかり読むのが近道なんだと思います。また硬派な話になっちゃうんですが。あたしの場合,ほとんど書籍を中心にしてプログラミングを身に付けたんですけれど,Cで言うと半年くらい K&R しか読んでませんでした。もちろん,中で書かれているコードは全部入力・コンパイル・実行して動作をひとつずつ確認してた。コンパイルの仕方は,定番の『UNIXプログラミング環境』に書いてありました。ま,金がなかったっつのもあるんですけどね(トホホ)。K&R は,ある程度アルゴリズムの知識も必要なんですけれど,分量が少ないので,頑張って読めばなんとかなります。

「初心者は易しい本からはじめましょう」というのは,どんな分野に首を突っ込むにしても間違いだと思っていて,初心者だからこそちゃんとした本を読む必要があると思うんです。初心者向けの易しい本は,最初に決めたちゃんとした本をどうしても理解できないときの副読本として読むのがいいのではねいか,と。

易しめの本で「ジャンケンゲーム」とか「猫オブジェクト」とか作っても面白くないですしね(あたしの場合だけど)。

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