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若年貧困問題がサブカルになった日

2009年07月16日

どうでもいいんだけれども,雨宮処凜氏とかが貧困を語りだすと,一気にサブカル度が上がってしまうのは,どうしたもんだろう。

いや,サブカルを媒体にした行動ってのも,路線としてアリだとは思うんですよ。あたしは賛同しないけど,こういうやり方はありうるし,サブカル路線で突っ走って,見えてくるものがあるのかもしれない(ないと思うが)。けど,今現在,雨宮氏を取り囲むこの路線に,何かしらの戦略があるようには思えない。突っ走るのはいいんだが,どこに突っ走ってるつもりなんだろう。これって,サブカル的な消費循環の中に,「若年貧困問題」とかいった「属性」が新規追加されただけのように見えるんだけれども,気のせいだろうか。

雨宮氏が世間的な(マスコミに出演できるような)市民階級として承認を得ている点は,つまるところ,市民階級から見た異質性なんだと思ったりします。異質な点が逆説的に市民的な価値として承認されているといった,微妙な位置づけ。ぶっちゃけて言えば,「サブカル代表」みたいな位置づけ。サブカル的な戦略っつのは,メジャーカルチャーに対する,「反」とか「脱」とかいった路線になるんだろうけれども,これは若年貧困問題を固定化することにつながらないのだろうか。

先日,雑誌の「ロスジェネ」をこの前パラパラ読んだんですけれど,なんだかノリがお洒落になる前の「Quick Japan」みたいなことになってて,ちとゲンナリしてしまった。お洒落になる前の「Quick Japan」というのは,東京のどっかで素っ裸になってる人(昔懐かし「裸族」の人たち)の写真を集めた特集とか,オウム絡みで「僕たちのハルマゲドン」とか言ってた頃の「Quick Japan」。それはそれで楽しいんだけれども,こゆのは景気のいいときだからできたことなんじゃないか,とも思ったりする。

まとまってないけど,そんな感じ。

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