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終戦の日に祖母にまつわる話を聞く

2009年08月15日

うちの祖母は,親戚一同が認めるかなり変わった人で,あたしもその性質を受け継いでいると思っているんですけれど,親が末っ子だったためか,祖父母の話を聞く機会はあまりなかったのでした。で,今日いろいろ聞く機会があったので,書き残しておきます。

祖父母がどんな人だったのか,祖母を中心にまとめるとこんな感じ。

  • 船会社に勤める船員の長女。海外を転々とする家で,上海で生まれる。
  • 当時の女性基準で学は割とある方だったらしい。
  • 神仏を全く信じない。
  • 自分が信じないならまだしも,「薬九層倍坊主丸儲け」とかおおっぴら言うもんだからカドが立つ。
  • 神仏は信じないけど,掃除の鼻歌で賛美歌とか歌っちゃったりする。
  • でも,戦時中は歌わない分別があったらしい。
  • というのも,祖父が士官学校の先生で官舎に住んでいたから。
  • 戦時中の国粋的な思潮に対してはまるっきり冷め切ってて「興味ない」な感じだったらしい。
  • 花が好き。魚は嫌い。
  • 祖父はというと,士官学校で漢文の先生をやっていた。
  • 戦後パージされて,講談社の子会社に勤務。教科書とか作ってた。

基本的に,なんだか世間的な問題枠(-ism や -ist の類)から外れたところで生きてた人だったようで,世間的に見たら間違いなく「変わってる」人だったんだと思う。かといって,本人に価値判断の枠とか問題枠がないかというとそういうわけではなかった様子。「変わっている」というよりは「外れている」といった感じだろうか。

親のイメージでは,祖父母の関係も(思想的に)奔放な祖母を祖父がコントロールするような印象だったようで,ま,そうだったのかもな,と。親戚は祖母を「変わった人だった」と語るわけだけれども,そこには微妙な憧憬も見え隠れするわけで,ま,ゴニョゴニョ。

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