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今日買った本 - 『TRY! PC これで完璧 Visual C++』

2009年09月20日

古本屋で購入。2001年出版の CQ 出版社のムックです。ちと古すぎるのか,Amazon にはもうないみたい。Google にも検索結果が出ないので,もう忘れ去られたのかもしれません。本書の Visual C++ は VC6 を対象にしているので,古本としてもあまり価値がないのかもしれません(ムック形式だからなおさらそう)。もっとも,本書は VC6 ユーザだけにではなく,それ以降の VC を使っているプログラマにも役立つはず。どこかで見つけた方はラッキー。見つけたら,迷わず購入すべし。

あたしゃずいぶん昔から書店を通って情報関連本を漁ってるんですけれど,いい本なのに「ナカッタコト」にされる書籍は,結構多いと思っていたりします。一方で,新刊の書籍が,以前の書籍よりも進んでいる(良書である)かというと,必ずしもそうじゃない。特に,Visual C++ 関連の本は,変な位置づけにあったりします。具体的には,これ知ってなきゃまともなアプリケーションは作れないだろ,みたいなことが上級/応用テクニックとして紹介されている(某シリーズのシニア編とか)。

本書は,基本的に MFC の説明なんですけれど,単純にクラスの使い方を説明したものではありません。MFC はもともと,オブジェクト指向のクラスライブラリとしてのデキがあまりよくないもんで,画面を少しいぢるだけでも,知っているべきことを知っていないとものすごく苦労することになります。昔の MFC では,中身がどうなっているのかまである程度知ってないと,ちゃんと使いこなせなかったりもします。というわけで,本書は,そこ(MFC の内部構造)を踏まえてプログラミングする方法を紹介しています。

具体的には,いまどき流行りのタブ形式の SDI/MDI アプリケーションを作りながら,各クラスの画面を基本から順番に作っていくことで,MFC の拡張方法を説明しています。タブ形式のマルチドキュメントアプリが作れるわけですけれど,このインターフェイスの作り方は今でも需要があるはず。VC9 の MFC で(※もっと前からかもしれない)タブ形式のインターフェイスは追加されたけれども,そんなもんなくても自作できる。

一方で,本書で知るべきことは,あくまでも MFC の徹底的な使いこなし方です。本書を応用すれば,好きなインターフェイスを設計/実装できるようになるはず。少なくとも,はまった時の問題の所在はつかめるようになるはずです。

とはいえ,本書は現在,ほとんどどこにも売ってません。見つけた方はラッキー。見つけたら迷わず買うべし。

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