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気になる本 - 『入門 GTK+』

2009年10月21日

この頃,情報関連の新刊本には,どうにも食指が伸びなかったんですけれど,久しぶりに読もうと思わせる本があったのでメモ。まだ,立ち読みしたくらいなので,ロクなこと書けないんですが。

入門GTK+
入門GTK+
posted with amazlet at 09.10.21
菅谷保之
オーム社
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GTK+ は,フリーの Widget ライブラリです。Widget ライブラリというのは,ウィンドウをはじめとした GUI 部品を制御するライブラリのこと。もっと簡単に言うと,GUI アプリを作るための基本ライブラリです。GTK+ と聞いてピンとこない方がいるのも無理からぬところで,実際,邦書の GTK+ の解説本は極端に少なかったのでした。開発する場合は,結局,英語で書かれたリファレンスマニュアル(有志が邦訳してくださっているけれども)を読みつつ,自分でノウハウを身に付けなくちゃいけなかったという……。また,既存の解説本の類も UN*X の X Window System 上で開発するものは出ていたんですけれど,Windows 上での開発を解説するものはありませんでした。本書は,Windows(Vista)上で GTK+ を使ったアプリケーションを開発する手順を紹介している点でも,あまりない種類の書籍だと思います。

GTK+ や Qt といったフリーの Widget ライブラリは,使いやすいものがたくさんあるんですけれど,Windows 上で開発する場合は,(仕様が分かりにくいとはいえ)結局 Windows API を直接触るなり,MFC を使った方が楽だったりします。これは比較の問題で,単純にドキュメントが整っていないのが原因のはず。せっかくクロスプラットフォームのライブラリなのに,実質は UN*X 専用みたいな位置づけだったりします。これは残念な限り。

本書をさらっと読んだ限り,GTK+ の触り方はもちろんとして,関連する各種ライブラリの使い方(GLib とか)についても,割と詳しい説明がありました。Windows プログラミングの話ばっかしちゃったけれども,もちろん,Linux や FreeBSD 上で開発する際にも役立つはず。ちょっと読んでみるつもり。

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