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その手の方の愛読書を聞いて『1984年』と言われたときのリアクションについて

2009年10月28日

毎回まじめに悩むんですけれど,愛読書を聞いて,

まず,『1984年』は外せないね。

と言われたとき,どんな顔をしていいものやら困ります。あ,新訳が出てた。

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)
ジョージ・オーウェル
早川書房
売り上げランキング: 720
おすすめ度の平均: 4.5
5 オブライエンは戦わない
5 新語法11版に対応 超倍良!!
5 あまりにも現代的
4 社会主義と民主主義が共存していた頃の話
5 良いです

作品の良し悪しや本人の文芸趣味とはまったく関係ないんですけれど,その手の界隈ではこの作品好きな人が多いよなー……というのが,まずもっての印象だったりします。んなもんで,話を聞くと「やっぱり」みたいなところがある。100冊紹介とかされている方だったら,まず『1984年』が挙げられていることを確認しちゃったり。本作を挙げるのは,もはやお約束のようなもんなんだろうか。

「やっぱり」と思うということは,それまで嫌という程「『1984年』論」を聞かされてきたということでもあったりします。それを超える論評があると,「おー」と思うものの,そゆ論評は滅多にないので「『1984年』以外でお願いします」と言いたくなってしまう。この顔に困ります。

そういえば,以前,某氏から『1984年』の歴史/政治学的な解釈の話を聞かされたことがあるんですけれど,そのときは「おー」と思いました。反面,単純に「監視社会怖いねー」みたいなのは,聞き飽きてるのでリアクションに困る。現実の問題として監視社会が問題になるときに,本作を単純に引いてるだけだったりすると,ぐったりしてしまいます。

本作の論評って,意外と競争が激しいんですよね。

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