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不逮捕特権は特権を持ってる人が使うもんでねくて

2009年11月10日

逮捕令状の請求要件なんだよなぁ……。

普通,不逮捕特権のある被疑者に対してそういう逮捕令状は請求しないし,したとしても不適法だから裁判所で却下されることになる。また,この要件は当然のことながら逮捕の実質要件でもあるから,仮に間違って逮捕令状が出て逮捕されたとしても,違法な逮捕になる。もっとも,身柄拘束については違法になるものの,そこで採取された証拠(取調べの供述とか)にまで違法性が付帯して証拠能力がなくなるかは,ちと問題。判例は消極(と見られてる),あたしのセンセは積極(毒樹の果実論)。

逮捕要件だから,(多分)被疑者において逮捕要件がないこと(不逮捕特権があること)を主張立証する責任があるのではなくて,捜査機関側において逮捕要件を備えていること(不逮捕特権がないことなり院の許諾があることなり)を立証する責任があるんでねいだろうか。ここら辺は,忘れちゃったんだけど。

ちなみに,総理大臣には訴追に関する同意権があるので,これが起訴要件になっていることにも注意。

なんか,不逮捕特権を「使う」とか「使わない」とか,トンチンカンなことを言ってる人を見かけたので,メモしただけ。

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