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本日のメモ - 「やたら」の語源

2009年12月27日

「やたらと難しい」とかいうときの「やたら」なんですけれど,これ漢字では「矢鱈」と当てることが多いみたい。

で,先日,NHK で放送されていた雅楽の公演を観ていたところ,この「やたら」というのは,雅楽の「夜多羅拍子」(「八多良拍子」とも)が語源だということ。へぇ……。ということは,今当てられている「矢鱈」の漢字は,音だけを当てたと考えていいんだろうか。

と,このエントリを書きながら調べていたところ,語源について書いてくださっているところを見つけました。

○やたら

みだりにとか、むやみになどの意味に、「やたらに多い」「やたらめったら」などの言葉が使われます。このやたら(雅楽では夜多羅拍子、八多良拍子などと書く。「矢鱈」は当て字)は雅楽の拍子を表す言葉の一つです。2拍・3拍・2拍・3拍と続く拍子で、騎馬民族に見られる3拍子を農耕民族である日本人は苦手だったようで、なかなかうまくいかなかった。そこで、めちゃくちゃになってしまうことを「やたら」というようになったともいいます。

日本雅楽會―雅楽に由来する言葉

やはり,「矢鱈」は当て字か。ここでは,2拍子と3拍子が繰り返される拍子と書いてあるけれども,NHK の説明では,6拍子の中に5拍子を入れた拍子と説明していました。そうだとすると,ものすごいポリリズムだぞ。

実際に NHK の公演を聴いていたところ,不意な拍子が出てくるところはたしかにあったんだけれども,それが6拍子の中に入った5拍子の拍子なのか,5拍子が入っている6拍子の拍子なのか,さっぱり分かりませんでした。やたらに難しい。

雅楽では,朝鮮半島由来の音楽を「右方」,大陸由来の音楽を「左方」というそうなんですけれど,夜多羅拍子が騎馬民族の音楽に由来しているとすると,左方の要素が強いのだろうか。面白そうなので,もう少し調べてみます。

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