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相撲騒動を見ていて思ったこと

2010年02月09日

内館牧子氏の満面の笑顔。これは面白かったなー。

角界の横綱がひとり,しかも相撲人気を牽引してきた横綱がひとり,実質解雇の引退に追い込まれたわけで,そこにはそれなりに課題がたくさんあったりする。引退の妥当性について,相撲通でもないあたしが云々することはできないけれども,横綱の引退ですべての問題が丸く収まったわけではないことは確かだったりします。

現場で最高の地位にいる人間を,非現業(!)の人間が追い落とした事実についてはもちろん,残された問題をこれからどう扱うのか,関係者はそれなりに重くを受け止めているように見えたわけだけれども,彼女だけは,あの満面の笑顔。嬉しかったんだろうなぁ。ま,そゆとこだけ映したのかもしれないけれども。

一方で,今回の一件は,大相撲の文化だかなんだかが問題になっていたわけなんだけれども,単純に「日本の文化」とか表現してしまうと,論点がぼけてしまう気がしています。外国人力士の不祥事がきっかけだったから,「日本の文化」というテーマが持ち上がっただけなんでねーの?というか。日本の文化なり,大相撲の伝統なりを持ち上げるんだったら,横綱審議委員会に女性が入っていたことだって,微妙な侵犯だったんでねいんだろうか。そっちはよくてこっちはダメ,な基準はどこにあるんだろう。自己否定になってないか?あ,でも横綱の警察沙汰は,伝統云々以前にまずいか。

あたしゃ相撲は一種のプロスポーツとして,ある程度開かれたものにしないと,これからやってけないだろうと思うし,その一環として女性も外国人も普通に参加できるようにした方が面白いと思っていたりします(伝統を守りたいなら,どうせ流行らないんだから他でひっそりやればいい)。しかし,そうした伝統なりなんなりに属していない中の人が伝統を持ち出すと,なんつか,「当事者適格ないのに」とか思ってしまう。そこら辺について,本人なりなんなりは,その中で辻褄が合っているのだろうか。

なんだか,めんどくさい話に落とし込んでしまったけれども,よく分からない人がよく分からないことについて,よく分からない事態にしてるのを見ると,プロレスの興行とさほど変わらんようにも見えてしまいます。プロレスは,そのよく分からなさを所与として受け止めるわけだけれども,角界はいたって真面目な世界なわけで,そこら辺のギャップも面白い。放言になってしまったけれども,そんな感じ。

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